昨年から気になっていたPDAに，国立科学博物館で貸し出してくれるPDAがあります．気になるのなら調べれば良い訳で，東京国立博物館で仏像の写真を撮った後で行ってみました．
PDAは多少ごつくて，昔Docomoが出したG-Fort位の大きさがあります．重さも有りそうな感じで250g位は有るんじゃないかな？．こいつで出来ることは，展示板の前で再生ボタンを押すと，その展示板に対応した解説を聞くことが出来る，というものです．多分PDAは坂上教授のユビキタスコンピューターで，展示板の中に仕組んであるICタグと通信することで場所(というか展示板の番号)を割り出して，再生ボタンを押すと対応する音声をストリーミングで配信していたのでしょう．音質はかなり良く，雑音の無いラジオ並は確保されてました．１回の再生で放送される時間は長いもので５分くらいなので，2MB強の音声がダウンロード出来れば充分ですね．もしかすると，ストリーミングでは消費電力に不安が有りますのでローカルに持っていた可能性は有ります．ローカルに持っていたとなると，512MBのストレージが有れば何とかなりそうです．
ちなみにPDAの音声ガイドは，ナビゲーターの方が展示について感想を言ったり質問をしたりして，博物館の研究員の方がそれに対して受け答えをしながら解説するという形式でした．冒頭，ナビゲーターの方の自己紹介が有りましたが，確か上柳昌彦と名乗っていたような……(爆)．今年最初の笑撃でしたわ……．
ところでこの音声ガイド，何でこの場所にこんな物がおいてあるのかも含めて詳しく分かりやすく説明してくれるので，使った方が面白いと思います．が，音声長すぎ……．だって，B2Fを聞きながら歩いたら90分かかるんだもん(爆)．結局1.5フロア分しか聞かずに撤退(^^;;)．あと２回は借りて聞かないと，全部を再生することは出来ないようで……．
