月猫ツーリスト雑記帳

かわいいものを求めて西へ東へ右往左往の記録

ベルギー近代絵画のあゆみ展

新宿の損保ジャパン東郷青児美術館に行ってきました.


この展覧会,ベルギー王立美術館のコレクションということで,中心はベルギーの絵画,と思いきや,実はフランスの作品も大量に展示されているというもんでした.というか,ベルギーとフランスが半々くらい?.ちなみに購入したパンフレットも,フランスとベルギーが2ページずつ,しかもフランスの方が先に書いてあると.

そんなわけで,気に入った作品.

カミーユ・コロー「セーヴルの高地、囲いのある牧草地」
いや〜,見るからにコロー.なんか先日も書きましたが,コローの作品は遠くから見てもコローと判りますね.
アルフレッド・ステヴァンス「外出の身支度」
若い女性が室内で傘をくるくるさせているような感じの絵.正直,かわいいです.
アンリ・ド・ブラーケレール「アントウェルペンの水場の内部」
ちょっとフェルメールの室内絵画を想像させるような絵です.
イジドール・ヴェルヘイデン「昼食」
行儀良くお茶を飲む少女とこれでもかという大量の花.
テオフィル・ファン・レイセルベルヘ「散歩」
点描画で描く,海岸を歩く女性たちの集団.すごく明るい絵です.


えっと,今回の展覧会,図録の他にも8ページのパンフレットが売っていて,パンフレットにも13展の絵が掲載されています.それで充分だと思って図録は買ってこなかったのですが……,気に入った作品を書いているうちに,図録で確認したくなってきたぞ,困ったぞ(爆).