月猫ツーリスト

かわいいものを求めて西へ東へ右往左往の記録

森美術館の「医学と美術」展

正直なところ,おしゃれなブディックなんてもんには全く興味が持てない人種ですので,いわゆるバカップルと呼ばれる結合物質で満ちている六本木ヒルズなんて空間には本質的には縁がないのです.それなのにこの前の日曜日,わざわざ足を向けたのは「医学と美術展」のためな訳なのです.到着したのが日没後だったため,予想通り,おててとおててを繋いだ有機結合体が多数確認できましたが……


ということで,「医学と美術展」.最初の方は医学が中心で,昔の医学の解説書や人体標本が出てきたり.とはいっても森美術館は現代美術が専門の美術館ですので,ようするに人体標本も美術品として楽しんでしまえという趣旨のようです.確かに小学生の頃,人体標本にはときめくものがありましたっけ…….とはいっても,さすがに人体の輪切りまでは美術品としてみるのは難しいです…….

んで,次の部屋には東洋の医学ということで……をを,応挙先生が骸骨に座禅をさせている(^^;;).なんかこの骨,かっこいいぞぉ.

そして,その次は医療器具,ということで,義足に義手に貞操帯,って何でもありやねぇ(^^;;).美術としてみるよりも,痛そうとかそんなことしか思わない(爆).と,このあたりから現代美術の美術館らしくなり,薬棚をモチーフにした作品とかそんなもんが登場します.現代美術が判ってない私でも,こんな感じで誘導してもらえると何となく理解できます.


そんなわけで今回の展覧会,円山応挙もさることながら,現代美術の入門にもってこいのような気がしました.あ,もちろん血が苦手な方は避けた方がよいと思いますが…….