月猫ツーリスト

かわいいものを求めて西へ東へ右往左往の記録

チベット展再訪

今日は東京国立博物館で初詣をしたを後に,上野の森美術館で開かれているチベット展に行ってきました.
チベット展は昨年春の大型連休に九州国立博物館で見ているのですが,そのときの感想は「けばすぎて胸焼けがする」というものでした.密教の世界を極彩色でみるなんて日本国内では滅多にないことですので,拒否反応が出たのかもしれません.


とは言っても,東京で行った方の感想を見ると,かなり評価が高い.ならば,もう一度くらい見に行っても罰は当たらないだろう……,何てことを考えて,見に行ったわけです.
で,見終わった感想としては,前回の九博とは違い,胸焼けもせずに楽しめました.千手観音ショー(本気で手が1000本ある.直前に東博で見た三十三間堂の千手観音とは大違い)もじっくり見ることが出来たし,踊っているようなポーズの仏像も問題なく拝見できました.正直なところ,何で九博ではあれほど拒否反応になってしまったんだ?と思うほど.

まぁ,2回目だったので免疫が出来た,というのはあると思います.ただ,それよりも,展示の仕方の違いが出たのではないかと.今回の上野の森美術館は,狭い部屋が幾つか続く構成であることもあって,比較的仏像類が小分けにして展示されています.ところが九博は大部屋が3つという部屋割りなので,金ピカの仏像がずら〜っと並んでいたりする.それに圧倒されて食あたりを起こした,ということのようです.
また,上野の森美術館ではメインとなる仏像以外は壁沿いのケースに入れて展示してあり,じっくり見る仏像と,それ以外の仏像が明確に分かれていました.ところが九博は何しろ「ずら〜っ」ですから,全ての仏像がメイン状態.これも,食あたりの原因かと.つまり仏像の食べ過ぎです.


阿修羅展の時にも書きましたが,作品が同じであっても展示のやり方によって,良くも悪くもなるもののようです.九州国立博物館にはもう少し,展示手法に力を入れていただきたいなぁと…….