月猫ツーリスト

かわいいものを求めて西へ東へ右往左往の記録

東山魁夷と昭和の日本画@山種美術館

実は山種美術館に行くのは初めてでして,当然ながら広尾高校の裏に移転した今の場所を訪れるのも初めてなのです.近くの高校(広尾高校ではない)に通っていたので近辺の地理は心得ておりますが,正直なところあの辺りは陸の孤島,どの駅に行くにもそれなりに距離がある場所.一寸ふざけて広尾駅から歩いてみたら……一寸遠かったです.やっぱり素直に恵比寿駅から歩くのが吉なのか(^^;;).


そんなわけで山種美術館.新築のビルの1階と地階が美術館ですが,2階以上は空き家なのが一寸気になります.あと,1階のエントランスは2階以上へのエレベーターホールでもあるんですが,山種美術館のカフェと仕切り無しに繋がっているのは,2階以上に入るテナントを選んじゃいそうだな…….


んで,東山魁夷ですが,2008年に長野県信濃美術館まで東山魁夷展を見に行ったときと同じ感想になります.取りあえず,ひたすら,額縁の上から絵を覆っているガラスが邪魔です.明治以降の隙間のない日本画(塗ってなくて紙そのものが見える場所がない日本画)の場合,顔料の粒状感やきらめきが一つの見所だと思うのですが,額縁にガラスがあると,それを全部スポイルしてしまうような気がします.今回も,幅9mの大作「満ち来る潮」が,一番キラキラしていて良かったなぁと.
取りあえず,ガラスも展示ケースも外して作品を見せて欲しいよ…….