月猫ツーリスト

かわいいものを求めて西へ東へ右往左往の記録

京博のTheハプスブルク

この日曜日に,京都国立博物館の「The ハプスブルク」を見てきました.
この展覧会自体は東京の国立新美術館で既に見ているものですが,ルーカス・クラナッハの「洗礼者聖ヨハネの首を持つサロメ」が見たいという思いだけで再訪してしまったというわけです.というか,やっぱり首を持った美女ネタなのか……(爆).


ということで,ここの作品の感想は,東京で開催したときのを参考にしていただくとして……いや,手を抜いているのではなくて,気になる作品としてメモしてきたのが,東京の時と全く一緒だったのよ.これでは改めての感想は書けません.ということで,京博展独自の部分について記載します.


まずは一つ目.中央室について.
京都国立博物館の特別展示館というと,中央にある中央室が特徴で,いかにも西洋の城内のような内装が素敵です.毎回,特別展ではこの部屋の使い方が焦点になります.
で,今回はこの部屋にハプスブルク家の方の肖像ばかりを集めて展示する,家族の肖像のコーナー.これが良かった.西洋のお城には良く,祖先の肖像を飾り立てた部屋があったりしますがそんな雰囲気.きっとシェーンブルン宮殿の中にもこんな部屋があるんじゃないでしょうか?.
なお,肖像画の中ではマリア・テレジアが一番すきです……あれで10代には落ち着きがありすぎてとても見えませんが.

そして二つ目.展示ケース.
京都国立博物館の展示室には壁面にくくりつけの展示ケースがあります.で,作品はその壁面展示ケースの中に入っているわけですが,今回の展示物が西洋絵画だからでしょう,正面のガラスは取り外した状態になっていました.展示ケースのガラスを外した状態というのは早々お目にかかれるものではありません.
ところが,展示ケースの中に入った作品は何となく暗くてよく見えない.なんと,作品の真上に照明があって,額縁の陰に作品が隠れてしまっているのでした(^^;;).このあたり,きっと展示ケースの照明を掛け軸を基準にして設計したとしか思えません…….
なお,一部展示ケースに入れずに作品を展示しているところもありましたが,そんなところではスポットライト照明で作品を照らすことになりますので,作品にちゃんと光が当たります.そのかわり,ケースの外に作品を置いてしまうと,その分だけ通路が狭くなってしまうのが痛し痒しと言うところです…….


という感じで,肖像コーナーは素敵だったけど,作品を楽しむという意味では国立新美術館の展示の方が良かったかな,という気がどうしてもしてしまいます…….