月猫ツーリスト雑記帳

かわいいものを求めて西へ東へ右往左往の記録

今日の巡検

今日の,といいながら書いているのは14日の日曜日なんですが…….
ということで今日は毎度おなじみ美術館巡り,ですが,11日は会社でしたし14日も月曜までの原稿を書きに会社に行こうかなどと思っている状況でしたので13日に気合い入れて回れるだけ回らないと行けない状況.ということで私にしては珍しく予め予定を立てたのさ.事前に立てた予定はtwitterのログを見ると

明日は,とりあえず北浦和(埼玉近美) には行くことにしよう.そのあとは上野(東博)→六本木一丁目(泉屋博古館)→目黒(庭園美術館)→渋谷(bunkamura)……って,全部回れるのか?
http://twitter.com/lunacat_yugiri/status/8992811934

というもの.これを(少しだけ変更して)実践したわけです.


ということで,最初に行ったのは上野の東京国立博物館.あれ?埼玉が最初じゃないの?と言われそうですが,六本木一丁目駅に行くには上野から行くよりも北浦和から王子で乗り換えて行く方が楽そうだと気づいたから.
東京国立博物館では友の会の有効期限が14日までだったので更新手続きをした後に,奈良国立博物館の友の会カードを使って土偶展へ.何で東博と奈博の両方の友の会に入っているのかは,秘密です(え?).
土偶展は3回目ですので,作品だけではなく照明や観客を味わうようにゆっくり見ていきます.土偶展って,お客さんも笑顔なのが良い感じの展覧会.一寸気が早いですが,今年一番笑顔が多かった展覧会は土偶展で決まりのような気がします.
その後,2階に上がって第7室へ.舟木本の洛中洛外図屏風を見る,というか撮影します.この屏風,大きいし,かっこいいです.ついでに隣にあった龍虎図屏風(曽我直庵)もかっこいいので写真に撮ります.東博は原則写真撮り放題なのが良いです.
それから特別2室の特別陳列「有職」.飾り太刀とか束帯とか桧扇とか,源氏物語が好物の人間にはよだれが止まらないものが沢山.ここは良かったです.

こんな感じで1時間ほどで東博を後にして,次は京浜東北線を北浦和まで行って埼玉県立近代美術館へ.ここでは小村雪岱の展覧会.この方は全然知らなかったのですが,昭和初期の挿絵画家,と言うことでよいのでしょうか.あちらこちらの方の評価が高かったので見てきましたが,私には描かれている女性の年齢層が高かったかも……って,どんだけ少女が好きなんだ?(どっちみち理想の女性は若紫ですから……).

北浦和の次は,京浜東北を戻って王子で南北線に乗り換えて,六本木一丁目駅の上にある泉屋博古館分館.「春の妝い」.この美術館,展示ケースの中とはいえ作品までの距離が凄く近い.なんで,展示されている屏風が凄く大きく見えますし,細かいところまで見えます.そんなに好きというわけではない大正期の屏風でしたが,細かく見ると気づくこともあって,良かったです.

次は再び南北線に乗って白金台で降りて東京都庭園美術館.雨の中でしたが梅が咲いていたので少し撮影した後に「マッキアイオーリ展」.イタリアの印象派という触れ込みでしたが,印象派よりも明るい感じ.やはりフランスよりもイタリアの方が緯度が低いので,光が強いんでしょうね.何枚か気に入った作品が有りました.

そして,最後に目黒駅から山手線で渋谷に出て,Bunkamuraの「愛のヴィクトリアンジュエリー展」.ジュエリーなんて興味がない私ですが,ジュエリー以外のものもあるよ〜という話を聞いたので行ってきました.取りあえずの感想としては,ヴィクトリア女王って可愛いってことで(ジュエリーの感想になってません).


と,久しぶりに5ヶ所も美術館を回ったので歩数も20000歩と…….おかけで14日は午前中起動できなかったという…….疲れました(^^;;).