月猫ツーリスト雑記帳

かわいいものを求めて西へ東へ右往左往の記録

日帰り関西仏様めぐり

ここのところ毎週のように、関西に行くかどうか迷ってましたが、やっと今日、行くことができました。私には珍しく、7時過ぎから移動を始めまして、いつもと気合の入り方が違ってます(?)。


まず最初に向かったのは、奈良国立博物館。こちらでは「大遣唐使展」が開かれています。遣唐使を軸に、古代における中国文化の受容を見ていこうというものでした。詳しい話は後日書きたいと思いますが、やはり西新館が耐震工事中のため東新館と本館に会場が分かれ、取り回しが大変そうでした。まぁ会場が分かれていたおかげで、東新館から本館に行く途中で昼食をとることができたわけですが……。
ところで、奈良国立博物館では、本館の展示を気合を入れてみると、見終わったころににわか雨が降るというジンクスがありまして……、今日もしっかり降られました。名なんだろう、この偶然。


んで、奈良国立博物館の後は、京都に向かうために近鉄奈良駅へ……、と思って歩いていたら、目の前に興福寺があったので興福寺国宝館に吸い込まれてしまいました。あれ?。

国宝館には寄進を求めて全国行脚をされていた阿修羅像のほか、沢山の仏像がいらっしゃるわけですが、すっかり御本尊の仏様を見てもらう施設ではなく、仏像が沢山ある美術館となっていました。東博から照明デザイナーさんを呼んできたんじゃないかと思う、良いライティングでしたし。美術館としてみると通路の幅を除いて素晴らしいのですが、お寺の付属施設として考えると、信仰がどこかに行ってしまっているようで、違和感が残ります。ご丁寧にミュージアムショップまであったしなぁ……

ほいで国宝館のあとは、今度こそ京都に向かうぞと思ったら北円堂を公開していますと呼びかけられて、これまた吸い込まれてしまいました。まったく今日は、宇宙誕生から38万年経過していないかのように直進できません。

北円堂の中は、中央にある仏像の周りをくるっと回って。やはりお寺さんで仏像を見るときは、お堂の中で見るほうが雰囲気が出てよいです。


そうそう、興福寺では藤とか桜とかも良い感じでした。とりあえず貼っておきます。


と、やっと近鉄奈良駅に着きましたので、今度こそ京都に向かいます。京都では長谷川等伯展に行く、ということは決まっているものの、混雑を考えると閉館間際に入りたいもの。しかし、そうすると90分ほど余りが出る……。結局行ったのは泉屋博古館。ここなら蹴上駅から南禅寺を通って哲学の道へ抜けるルートを通れば行けますので、道に迷う心配もありません。

泉屋博古館は初めて訪れましたが、中国青銅器の展示は展示方法が美しいなと。ただ、膨大な点数が展示されていて、ちょっと飽きてしまいましたが。


最後に訪れたのが京都国立博物館。2月から大忙しの長谷川等伯展です。東京で散々見たのに京都まで来たのは、大きすぎて東京まで運べなかった絵馬が京都では展示されると聞いたから。なので20分ほど並んだあと、最初に向かったのは中央室。予想通りありました、巨大な絵馬と、特大サイズの仏涅槃図。

注目は仏涅槃図で、東京とは展示が少々異なりました。巨大すぎて天井までの高さが足りないのは東京も京都も同じですが、東京はお釈迦様の下あたりから斜めになっていたのが、京都ではお釈迦様の上から斜めになってました。もしかしたら京都のほうが天井が低かったのかもしれませんが、なんとなく、東京はお釈迦様を中心に見ることができるように展示し、京都はお釈迦様の周りの獣などに視線を向けてほしいので、こんな展示になったのかなと感じます。展示の好みは、間違いなく京博です。

あと松林図が、元来は障壁画だった可能性が高いとのことで、わざと屏風状ではなく平面にして展示してありましたが、これはどうだろう?。屏風は屏風の形で見たい気もしますが、珍しいものを見れたと思うのが正解かもしれません。



ということで、この日の歩数は18000歩。よく歩きました。