月猫ツーリスト雑記帳

かわいいものを求めて西へ東へ右往左往の記録

今日のコースは三井→科博→東博

今日は昨日の疲れなのか、家を出たのは13時30分も過ぎてから。本当は横浜までポンペイ展を見に行きたかったのですが、こんな時間からでは都内に行くのが限界となってしまいます。そこで今日は、近場の博物館・美術館にお邪魔することにしました。


まず最初は日本橋の三井記念美術館。ここでは「徳川家康の遺愛品」という展覧会をやっていました。徳川関係の展覧会というと数年前に東京国立博物館で開催された大徳川展を思い出しますが、今回は徳川家康に的を絞ってました。
徳川家康さんですので、関ヶ原の合戦絵巻などもありますが、今回は文化的なものを中心に展示しているということで、茶器とか日常の生活で使っていたものが沢山展示されていました。なので、薬関係のもの(調合に用いる匙やすり鉢)があったり、南蛮渡来と思われる時計や海図があったりしました。どうも家康という人には、オタクの匂いを感じてしまいます。ある意味同類かも。

それから、狩野探幽が描いた家康の肖像というものが有りまして、死後24年が経ってから描かれたものですが、基本的に耳が大きくて小太り、というのが共通認識ということで良さそうです。


その後に行ったのが、上野の国立科学博物館。「大哺乳類展ー陸のなかまたち」に行ってきました。哺乳類の剥製が沢山、という触れ込みなので子供が多数ご来場されてまして……。待ち時間は5分ほどでしたが、会場内は大変な混雑でした。混雑に圧倒されて早々に出てきたので、良く考えてみると剥製は見たものの展示されていた文字はちゃんと目を通してません。そもそも剥製だったら地球舘3階にも沢山あるのですが……。
ということで、大哺乳類展を見たい方は、9時30分の開館直後か、金曜日の夜間開館を狙った方が良さそうです。


と、科博で体力を使い果たしたので、東博のレストランでケーキを食べて体力回復。でも思ったほどは回復しない。科博恐るべし。
で、東博では尾形光琳の国宝「八橋蒔絵螺鈿硯箱」だけ見てくると。いい螺鈿細工で、お持ち帰りしたくなりますが、まさか持って帰るわけにはいかないので写真だけ撮っておきます。
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取りあえず今日の教訓:子供さんが多数来る展覧会は、お年を召された方が多数来る展覧会よりも疲れやすい……