昨日……1日の火曜日ですが……丸ノ内の三菱一号館美術館で開催されている「マネとモダンパリ」展に行ってきました。
なんだって火曜日に美術館にいるのか……、実は日曜日に新美のオルセー美術館展にいるあたりから風邪気味で、その後38℃ほどの体温なんてものを通過していたせいで月火は休んでいたと。で、火曜の午後にもなると体温は落ちてきたし少しは体を動かさないとね、ということで、どう考えたって休日に行くと超混雑な三菱一号館美術館にこの際行ってみようと……。
ついでに、私、余りマネの作品で好きなものが今まで無かったこともあって、どうしても見たい絵があるわけでもない。ぶっちゃけていうと未知との遭遇でございます。そんな生半可な気持ちで行く以上、混雑は避けねばなりません。
で、結果として気に入ったのは、マネの作品では「散歩」(東京富士美術館蔵)と、「スミレの花束をつけたベルト・モリゾ」(オルセー美術館蔵)。両方とも女性を描いた肖像画というところがミソです。実物はパンフレットよりも絵はがきよりも可愛かったです(評価基準はそこか)
なんだけど、さらに良かったのがベルト・モリゾの「テラスにて」(東京富士美術館蔵)。これを見て、俄然ベルト・モリゾに興味が出て参りました。
それにしても、東京富士美術館、こっそり良い作品を持ってますなぁ……。
こんな感じで、興味がなかった人の作品であっても、じっくり見てみると気に入るものが見つけられるのは楽しいもんです。
