月猫ツーリスト雑記帳

かわいいものを求めて西へ東へ右往左往の記録

百花繚乱! 挿絵の黄金時代展@弥生美術館

今日は午後から会社に行く用事が有りましたが、午前中は自由時間。ということで、先週は地震の影響で出来なかった美術館巡りをすることにしました。といっても、地震と余震、さらには電力供給不安もあって開館している美術館があまりなく……。結局少ない選択肢から弥生美術館を選びました。


弥生美術館の最寄り駅は地下鉄千代田線の根津駅だそうで、そこから東京大学の方に歩いていくとあります。途中には「弥生式土器発掘ゆかりの地」の碑文なんかもあったりして。なんで「ゆかり」なのかは、ブラタモリ第1シリーズでやっていたので省略します(汗)


その弥生美術館、東京大学の弥生門の前にありました。ということは昔何度も前を通っているということなんですが、私の記憶の中に弥生美術館の建物は記憶に無いです。ま、学生の頃は鉄道オタクはやっていたものの、美術にはとんと興味がなかったからねぇ……。


今回の弥生美術館の展示は、昭和20年代から30年代にかけての挿絵がテーマ。「挿絵の黄金時代」と聞いて勝手に対象から昭和一桁の頃が中心だろうと勘違いしていたので肩すかしを感じながら見ます。
挿絵がテーマだと、どうしてもおじさん向けの雑誌が面に出てきますが、私の絵に対するスイッチは少女漫画で鍛えられているので、おじさん向け雑誌に書かれていた挿絵には全く反応しません。最後の方に少女漫画の話題が少し出てきて、そこにある挿絵は素晴らしかったです。やっぱり、お目々くりくり、髪がくるくるは重要だなと(をぃ)。


ということで、地震後初の美術館は、一寸充足度が足りなかったかも……。
なお、3階でやっていた高畠華宵の作品は、対象美人が素晴らしく、1階と2階での不満が解消したのですが……。