月猫ツーリスト雑記帳

かわいいものを求めて西へ東へ右往左往の記録

土日の都内巡検

この週末は毎度の通りですが都内の美術館へ。2日間で3か所となんとも低調ですので、記録も2日分を1回にまとめてみました。

4月2日(土)

この日は、まず最初に魂のよりどころ(?)東京国立博物館へ。地震以来閉館が続いていましたが、やっと火曜日からオープンしてくれました。やっぱりね、大量の美術品に囲まれて、のへら〜〜〜っとするのには上野の山が便利だし最高です。
ただ今回は本館裏の庭園も開放しているので、まずは裏の庭園から。ということで、今年初めての花見となりました。

桜の感じは、ソメイヨシノさんはやっと咲き始めたという感じでしたが、本館真裏の枝垂桜は見ごろで、さくらカフェで買ったホットコーヒーを片手に見るには実にベストでした。多分、他の桜は来週が見ごろでしょうかねぇ……。


展示の方は「博物館でお花見を」というタイトルで、桜に関連する(要するに桜が描かれている)美術品があちらこちらに。基本的に撮影可能ですのでシャッターを押して押して押して……。ちょっと撮影しすぎました(汗)。取り合えず、浮世絵が全て桜がらみだったのは流石というか。


結局、東京国立博物館には3時間近くいましたが、上野の次は、練馬区立美術館へ。上野から練馬へは距離がありますが、展覧会の会期を考えると、今いくしかないという展開です。

ということで見てきたのはグランヴィル展。いろんな動物たちを擬人化した絵が得意な19世紀フランスの挿絵画家さんです。要するに不思議の国のアリスに出てくるような挿絵が沢山あって、見ていて楽しいです。昆虫でも猫でも、2本足で立って衣装を着ている姿はかわいらしいものが有ります。これは、無理やり来た甲斐がありました。


と、これだけ見たところでもう夕方。節電の関係でこの時間になると次に行く美術館が無いのよね、ということで、土曜の美術館めぐりはおしまいです。

4月3日(日)

宅配便の受け取りとかでゆっくりしていたら14時を過ぎてしまいまして、最近の節電モードの中で16時には閉館になる美術館が多いので、ちょっと困りました。
そんな中、18時までサントリー美術館が開いているというので行ってみました。

サントリー美術館でやっていたのは、開館50周年記念の所蔵名品展。要するにコレクション展ですが、そこはサントリーなのでコレクション展なのにとんでもないものだらけとなる次第。薩摩切子や源氏物語屏風、ガレのランプと大好きが詰まった玉手箱状態が嬉しいです。やっぱり、サントリー美術館は好きですわ。


ということで、2日間で3か所と省エネモードでしたが、3か所とも素敵な美術館だったので、かなり満足な週末でありました。