月猫ツーリスト雑記帳

かわいいものを求めて西へ東へ右往左往の記録

突発的名古屋美術館巡り

今日は3週間ぶりに泊まりがけの美術館巡りをしていました。今日の宿泊地は大津ですが、今日巡っていたのは名古屋です。

名古屋での展覧会というと、大規模なものはフェルメールレンブラントですが、どちらも東京で見ているので今回はパス。で、今日は、地域密着型の展覧会を4カ所ほど見てきたという次第です。その感想を、簡単に書いておきたいと思います。*1

徳川美術館「徳川の姫君」

今日巡った名古屋の美術館。1件目は徳川美術館。徳川の姫君というタイトルで、初音の調度を筆頭に数々の調度品が並んでました。源氏物語の場面を思い起こしながら調度品を見るのが楽しくて、飛ばし飛ばしに見たつもりなのに1時間かかってしまいました。

徳川美術館に併設の蓬佐文庫では、加藤清正の小特集。私の頭の中では清正は細身のイケメンということになっているのですが、どうなんでしょう?。長久手合戦屏風が出展されていましたが、清正が長久手の合戦で活躍したイメージはなく、少しハテナ。でもこの屏風は見ていて飽きません。

そういえば、徳川美術館の方には長篠合戦屏風が出ていましたが、これと長久手合戦屏風は、きっと同じ作者なんでしょうな。色合いや顔の感じがよく似ていました。

ヤマザキマザック美術館「ロココの雅」

2カ所目はヤマザキマザック美術館、ロココの雅展。神戸ファッション美術館からその頃の衣装も借りてきての展示でした。あの頃のおよーふくは、見るのはとても好きです。たぶん、着たらコルセットが痛くて歩けないと思いますが(その前にあんた男子……)

絵画の方は、ルブランの描くおんにゃのこが可愛い、ということしか覚えてなく……(まただよ、この人は)。あと、下の階にあるアール・ヌーボーのガラスたち、良い具合に照明があたっていて輝いていました。きっとガラスに意見を聞きながら照明の方向や強さを少しずつ調整したんでしょうね。

名古屋市美術館甚目寺観音展」

3カ所目は名古屋市博物館。甚目寺観音展ということで、名古屋の北東にある甚目寺の仏像を大量展示してました。いつも通りですが、らぶりーな如意輪観音様を見つけて狂喜乱舞。何であんなになまめかしいのでしょう、如意輪観音様。

松坂屋美術館「国宝司法模写作品展」

最後(4カ所目)は松坂屋美術館。愛知芸術大学が行った壁画などの模写を展示していました。模写といっても法隆寺金堂壁画、高松塚古墳壁画、神護寺源頼朝名古屋城本丸御殿障壁画とそうそうたるラインナップ。圧倒されます。

それにしても高松塚古墳壁画の模写は1988年に行ったそうですが、今時点よりも圧倒的に色が残っていて……。なんか辛かったです。 以上で連投おしまい。TL汚し、失礼しました。


いや、本当にツイートを貼り付けただけになってしまったですよ(汗)。
それだけでは何なので、追記。

まず、名古屋の基幹バスについて。今回、徳川美術館から移動する際に、暑かったので目の前を走っていた機関バスというものに乗ってみました。なんか路面電車みたいに道路の中央分離帯のところに専用レーンや乗り場があって、ちょっと面白い感じです。そんな路面電車のようなバスなので、地下鉄が遠い場所なら有効活用できそうなのですが、地下鉄車内には基幹バスの案内がないし、基幹バスの中には地下鉄との乗り換えに関する案内がない、要するに名古屋に住んでいない余所者には、存在そのものが判りにくいものでした。今回も、乗ってから手元のスマートフォンで地下鉄と接続する停留所を探したりしてまして……もうちょっと案内を強化して欲しいところです。


それから2つめ。なんか名古屋市内というか、久屋大通の辺りでお祭りをやっていたようで、地下鉄の中に、よさこいにでも参加したような格好の方々が多数乗車していました。暑い中、皆さんご苦労なことで……。

*1:飲み過ぎのため、twitterにあげた感想をそのまま転記しただけというのは、内緒ですからね