月猫ツーリスト

かわいいものを求めて西へ東へ右往左往の記録

本日の関西巡検

大型連休後半の2日目の今日は、関西方面の美術館を巡ってました。
なんとなく関西の美術館をめぐるのは久しぶりな気がしたのですが、確認してみると4月8日に大阪歴史博物館に行っているので1月しか間が開いていません。ただ、京都の美術館は1月28日以来、約100日ぶりなので、久しぶり感があるのかもしれません。


ということで、東京駅を6時50分に出る新幹線で出発して京都についたのは9時10分過ぎ。そこから歩いてまず最初に向かったのは京都国立博物館の陽明文庫展でした。
9時半の開館直後に到着したらまさかの入場制限&待ち行列でしたが、これは入口が狭すぎるために発生しているもので、中に入ると大して混んではいませんでした。

今回の陽明文庫展、目玉は御堂関白記の自筆のもの14巻が前期後期で全て展示される、ということで、たしかにそれも素晴らしかったのですが、それ以上に一番最後の部屋に展示されていた近代絵画の部屋が良かったです。それまで平安時代とか鎌倉時代の日記などばかり見てきた目には、近代日本画は眩しかったです。観山の桜の色が特に素敵でした……。

ほいで京博の次は、東山二条までバスに乗車。大型連休なので清水坂のところの混雑が激しいです、というか、すごい集客力だな清水寺。

ということでやってきたのは細見美術館。昨年夏に姫路、秋に千葉で開催した酒井抱一展が細見に巡回してきていました。といっても細見美術館は展示室が狭いので、展示数は少ないし、3期に分けての開催なのですが。でも細見さん、最大限頑張っての圧縮展示でした。あと鈴木其一コーナーが独立してあったのは嬉しかったです。なので、そこのおばさま、鈴木其一を見て「色が単調」とか言わないように。


細見美術館を出て東に20分ほど歩いて、次は泉屋博古館。どういうわけだかカンダーラ仏の展覧会をやってました。ガンダーラ仏は見るのが好きなので、ついつい遠征してしまいます。今だと九州国立博物館でも平山郁夫と絡めた展示があるので、本当は九州にも行きたいのですがねぇ。

そして、泉屋博古館といえばの青銅器。これって撮影OKだったのですね。ということで、動物がモチーフのものを何枚か。


泉屋博古館からは南禅寺を通過して蹴上駅へ。そこから地下鉄、京阪、地下鉄と乗り継いで天王寺に出で、大阪市立美術館へ。契丹展をみます。
ですが契丹展、展示しているものは良いのですが(なんてったって、1000年間土の中にあったのに色があせてないのです)、説明が足りない気が。大型の展示パネルは何枚かあるものの契丹や遺跡の場所を示す地図もなくて、これでは「契丹て何なん?」と言い出す一般レベルの方にはよく判らないのではないかと。そういえば、この展覧会が巡回する他の会場では「3人のプリンセス」という副題が付いていて、その3人の女性を軸にした解説パネルなんかもあったそうですが、大阪だけその副題が付いてませんでしたから……。何かあったんでしょうかねぇ。
とりあえず、契丹展は東京に巡回してから再度確認したいと思います。


そして最後に、天王寺から奈良に移動して奈良国立博物館。ここは鎌倉時代の僧、貞慶についての展覧会でした。
このお坊さんについては全然知らなかったのですが、かなりのキーパーソンのようで、鎌倉仏教界の有名人の名前が色々と出てきて勉強になりました。これはこの人についてもう少し調べてみる必要がありそうです。

奈良国立博物館の本館を出ると目の前に藤棚があって、藤の花が咲いていました。すっかり季節は桜でなくて初夏ですねぇ。


ということで、今日の巡検はおしまい。ですが、明日は名古屋巡検を予定しているので、近鉄と新幹線で名古屋まで移動してきました。いったい今日はどれだけ動けば気が済むんでしょうね。とりあえず、歩数は2万歩を超えていました……。