月猫ツーリスト

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京都細見美術館展Part2 琳派・若冲と雅の世界@そごう美術館

先週の土曜の話になりますが、横浜駅東口にあるそごう美術館に、行ってきたのでした。

ここでやっているのは、3月にやっていた細見美術館展のPart2。そして、今全国を巡回している細見美術館展の横浜場所でもあるものです。
ちなみにこの展覧会、2010年9月に神戸で見てまして……。ま、2年も経てば記憶も飛んでるでしょうし、そもそも細見美術館の収蔵品はなんどでも見る価値があるので無問題です。

と言いつつ、前回気に入った作品は今回もお気に入りなわけで、人間早々変わるものではありません。


まぁ余り莫迦を言ってないで展覧会を振り返りましょう。

今回の目玉はタイトル通り琳派若冲。そのうち琳派は宗達さんから始まって鈴木守一まで23点の大勢力でした。というか、なんでそこで神坂雪佳を省略するかなぁ……。神坂雪佳さんの、正面から金魚をどーんと描いた掛け軸、好きなんですけどねぇ。

  • 渡辺始興「簾に秋月図」
    薄い塗りで描かれた月が、なんとも江戸琳派的で綺麗です。
  • 「四季草花草虫図扉風」
    作者不詳の屏風ですが、草花の描き方が江戸琳派的で、抱一さんの夏秋草図屏風に似ているかもと思ったり。
  • 鈴木其一「紫陽花四季草花図」
    この季節にぴったりな紫陽花です。其一さんの作品は高原のような爽やかさが有るように感じますが、これもそんな作品です。
  • 鈴木守一「業平東下り図」
    業平とかはどうでも良くて(良くない)、見るべきところは描表装ですね。表装が四季草花図と化していて、見ていて飽きませんです。


ほいで、もう一つの柱の若冲は6点。彩色は1点でした。そういえば最近「糸瓜群虫図」を見てないな、などと思ったり。

  • 伊藤若冲「雪中雄鶏図」
    そんな、今回唯一の彩色若冲さん。この鶏さんはいつ見ても格好いいです。ちなみに落款は「景和」となっていて、初期の作品ということになります。


この他にも、美しい如意輪観音様がいたり、墨一色の絵巻物があったりと多彩な作品の数々でした。やはり細見美術館は良い物をお持ちですわ……。