昨日までの3連休、土曜は東京でしたけど、日月と関西方面に行ってました。
ということで、3連休に回った展覧会の1行感想をさらっと書いておきますです。
7月15日(日)
- 龍谷ミュージアム「仏教の来た道」
- てっきり大谷探検隊が持ち帰った壁画や仏像だけが並んでいるのかと思っていたら、古代に書かれたお経や、ソグド人についての解説もあり、結構盛り沢山でした。なんかお見かけしたことのある仏像いたので確認したら東博や松岡の収蔵品で、再開できたのが嬉しいです
7月15日(月祝)
- 奈良国立博物館「古事記の歩んできた道」
- 今年は古事記が出来て1300年ということで関連企画が多いです。 古事記がテーマなんで文字資料が中心ですが、最後にあった、明治期に古事記の神話を描いた絵(版本)を幾つか展示してあったのが何時もの奈良博とは感じが違ってて面白かったです
- 奈良県立美術館「近代の日本画」
- 今回は近代日本画に特化した収蔵品展でした。松園、栖鳳、竹喬、巴水と出るわ出るわで、一人盛り上がってました。一寸残念だったのは照明で、どうも金色が沈む傾向が有るようで金屏風の作品が軒並み今ひとつだったです。良い照明の下で再確認したいので、ちょっと山種に連れて行って見てみたいような(汗)
- 香雪美術館「狩野派の絵画」
- 収蔵品の中から狩野派に関係するものを集めて展示していました。狩野派ということで狩野芳崖の作品も有るのは間違ってはいませんが、明確に画風が違うなぁと。あと、狩野派の描いた源氏物語絵巻屏風がありましたけど、土佐派と比べて華がないなぁと思ったり。いや、狩野派が嫌いというわけでは無いのですが、大和絵は土佐派のほうが好みだわ
- 大阪市立近代美術館「佐伯祐三とパリ」
- 予想通り佐伯祐三は全く響いてこないので後半のパリのポスターばかり見てました。藤田嗣治のポスターが珍しいのと、ローランサンのポスターはいかにもローランサンらしい女性が描かれているなぁと。
ちなみに展示されているポスターはもともとサントリーミュージアム天保山が所蔵していたものを大阪市立近代美術館に「寄託」しているもの。少しは活用しているようで一安心というところでしょうか。