月猫ツーリスト

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鯰絵とボードレール展、神奈川県立近代美術館鎌倉

9月1日は防災の日だから、というわけではないですが、地震を引き起こす鯰の絵を集めた展覧会を見に、鎌倉まで行ってきたのでした。
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今回展示されている鯰絵は安静の大地震を契機に描かれたもので、最初の頃は地震を起こした鯰を懲らしめるような題材が多かったのに、そのうちに地震のお陰で儲かりますという題材の絵が増えてきて、ほいで頭にきた幕府に鯰は描いちゃダメということになるという流れがあったそうです。


最初の鯰を懲らしめる方は、懲らしめるのが恵比寿様だったり鹿島神宮の大明神だったりと結構多様。そういえば鹿島神宮の要石は鯰を上から押さえつけている石だったなとか、鹿島神宮自体ちょっと高台にあって、地震や津波の被害を受けてこの位置に落ち着いたのだろうかと、そんなことを考えたりでした。

それから鯰で儲かりますの方は、鯰がクジラのように潮を吹くのだけど、潮の代わりに小判を拭きあげるとか、そんな感じの絵でした。というか、江戸時代の方は素直ですね。今の日本だと発行前地問題になってしまいそうなもんですが、少なくとも発行まではこぎ着けたと。


それにしても、こういう絵を集めてくれた方がいるおかげで、今まとめて見ることが出来るということに感謝ですね。