月猫ツーリスト

かわいいものを求めて西へ東へ右往左往の記録

名古屋耐久11時間の旅

元々この土日は関西方面と名古屋方面に1泊2日で行くつもりだったのですが、土曜日は山種美術館の「百花繚乱」を見るために都内に残ってしまいましたので、日曜は会期が2日までの上村松園展が行われている名古屋にだけ行こうと、そう思ったわけです。家を6時過ぎに出て、9時半の開館と同時に名古屋市美術館に入れば、頑張れば5カ所くらいは回れるのではないか、そんな発想です。

なんですが、家でゆっくりしすぎて自宅を出発したのが9時過ぎ(汗)。出発時点で3時間の出遅れティアヌスでございます……

そんなんで東京を9時50分に出発する新幹線に乗れまして、名古屋に着いたのは11時30分と。もう午前が終わってしまいますがな。
ちなみに乗った新幹線はN700A系でしたが、乗ってしまうとN700系と差はありませんね……。
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ということで美術館巡りは午後からになりましたが、最初に訪れたのは伏見駅からほど近い愛知市美術館。上村松園展です。
愛知市美術館に来たのは初めてですが、白を基調にした建物で自然光を取り入れられる設計になっているようで、現代美術の展示に適した建物なのかな、という感じでした。
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上村松園展の方は、作品を時代順に並べる展示順序でしたが、松園さんは時期によって描き方や題材が若干変化するので、この展示方法で良いのかなと思います。それはともかく、2010年に東京国立近代美術館でやっていた上村松園展以来に再会する作品も多くて、作品たちに挨拶して回る感じは楽しいですね。「花がたみ」とか、楚蓮香さん、楊貴妃さんにお久しぶりと挨拶して回って。でも、初めてお会いした紫式部さんが良い味を出してかもです。

また今回の展覧会では、同じ題材を描いた作品を隣同士に展示している箇所が幾つかありました。ほぼ同じ構図だけど髪の結い方が違うとか、注意力散漫だと気づかないですよね……。



愛知市美術館を見終わった後は、松園さん繋がりで桑山美術館へ向かおうと地下鉄の大須観音駅に向かいます。駅に向かう途中のライブハウスに列あって、angelaさんのライブを待つ人のようでした。そういえばangelaさんは堀江由衣さん繋がりで聴いてみようと思ったまま放置なのを思い出したり(汗)。

それはともかく、大須観音駅から鶴舞線に乗って桑山美術館へ。個人の邸宅を改造した感じの小さな美術館です。
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この美術館には松園さん目当てで来たのでしたが、展示室の中には菊地契月さん、福田平八郎さん、奥村土牛さんと好物だらけ(笑)。自然にテンションが上がります。
とりあえず、福田平八郎の描く薔薇が山種美術館の屏風と同様、妖しい感じなのが良かったかと。



桑山美術館のあとは、更に近代日本画繋がりでメナード美術館へ行くことに。えっと、朝、東京を出発した時点ではメナード美術館に行くつもりは全くなかったのですが、名古屋市美術館でポスターを見かけて、近代日本画展なら行ってみようかと。すっかり近代日本画のファンになってます。
ということで、地下鉄と地下鉄と名鉄を乗り継いで……小牧は遠かったです。
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ということでメナード美術館に到着。なんとなく、緑豊かな文教地区の中にあるようなイメージを勝手に想像していたのですが、町工場なども点在するようなところに有って……田んぼに降り立った白鷺のような?(失礼)
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展示の方ですが、村上華岳の仏様に速水御舟、福田平八郎に山本丘人。これまた好物のオンパレードで舞い上がります、萌え上がります(ゑ?)。福田平八郎さんの描く雀の可愛さ(というか脚!)が卑怯ですし、山本丘人は、谷山浩子の怖い世界をBGMにしたくなる、不思議な幻影風景が印象的でした。
webを見る感じでは、他にも色々面白そうな作品があるようなので、頻繁に通ってみたい美術館に入れることにします。



と、この時点で16時を過ぎていて、今から栄に戻っても愛知県美術館での滞在時間が45分程度になってしまうので、今日はこれでおしまい。朝の出遅れティアヌスが効いてしまいましたね……。
で、小牧から名鉄と地下鉄と地下鉄を乗り継いで名古屋駅に出て、名古屋を18時過ぎに出る新幹線に乗って、家に着いたのが20時過ぎ。正味11時間で名古屋往復とか、我ながらやりすぎというか……。もうちょっと、時間に余裕のある旅行がしたいですよねぇ。