11月23日というと、例年京都では紅葉の見頃になる日でして、今年もちょうど見頃だったりします。ですが、私といえば毎度の通りの美術館巡りをしようと新幹線に乗って京都に向かったわけです。
訳ですが……、天気もいいしねぇ、紅葉を見に行きたいじゃないですか(笑)。
ということで、京都駅で新幹線を降りたあと、気づいたらJRの奈良線に乗って稲荷駅で降りて、伏見稲荷へ行っていたわけですね(汗)。
そんなわけで、伏見稲荷の鳥居を初体験(ゑ?)
といいつつ、もちろん上まで行かずに、途中で断念したのですが……。
伏見稲荷のあとは、京阪に乗りましたが、ぼーっとしてたら出町柳に着いたので下鴨神社へ。下鴨神社は遷宮に備えて覆いがされてましたが、紅葉はなんとか撮影しております。
ほいで、下鴨神社の次はどこにしましょうか……と思いながら地図を見たところ、相国寺が近いのに気づきましたので承天閣美術館へ。
そろそろ夕方なのもあって、雲がいい感じでしたね。
あと、承天閣美術館のところの紅葉は光線がとても良いのよね。
展示の方は、応挙最高という感じで、ちょっとこれはちゃんと感想を書きたいところです。
もう日も落ちてきたけど、ここで18時まで開いている京都国立博物館へ向かって清朝の陶磁器の展覧会へ。
やっぱり陶磁器はよく判ってないのでコメントが難しいですが、このあたりの流れが明治の超絶技巧に結びついていくんですねぇと感じました。
そして、18時を過ぎて暗くなってきましたが、京博から歩いて京都駅へ。
紅葉の季節ですが、既にモードはクリスマス。ひとりぼっちはクルシミマスです。
そんな苦しみを抱えながら、今日の最後に美術館「えき」KYOTOで藤田嗣治展を見ます。
この展覧会は、藤田嗣治の最初のパリ滞在のときに焦点を当てているものでした。この時期は乳白色全開なのでフジタらしい絵が続いて見るのも楽しいのですが、このあとの南米などを放浪する時期の作品も気になるので見たかったなぁと思う次第です。
ということで、紅葉を見たいのだか、神社めぐりをしたいのか、美術館に行きたかったのか良く判らない京都巡りはこれでおしまい。今回は珍しく泊まりなのですが、ホテルは大阪にしか取れなかったので、ホテルのある大阪の谷町四丁目へ直行します。
ここに泊まるからには、明日の日曜日は大阪歴史博物館からスタートは確定ですね(汗)。