月猫ツーリスト雑記帳

かわいいものを求めて西へ東へ右往左往の記録

3連休初日の都内巡検

本日は、本当は中野で堀江由衣さんのコンサートというかFCイベントがあったのですが、今ひとつ体調がはっきりしないので、あえなく欠席に。で、結局はいつもの様に都内を徘徊していたわけでございます。
と、ここまでが先週とアーティスト名以外同じ文面というのも問題すぎる気がしますが、来週のコンサートは日曜なので、多分大丈夫なんじゃないかなと(問題はそこじゃない気が)

で、今日行ってきたのは弥生美術館、文化学園服飾博物館、山種美術館の3館でした。体調がしっかりしないこともあって、そんなに大きくない美術館が3つと、省力モードでしたわ。


そんなわけで、まずは弥生美術館。気候の良い季節であれば交通費を節約しようとJRの御徒町駅や上野駅から歩くのでしょうけど、そんなことをしたら寒さで遭難してしまいますので素直に東京メトロ根津駅から歩きます。それでも寒いものは寒いのですが。
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今回、弥生美術館で行われていたのは松本かつぢ展。松本かつぢさんは叙情画家にして漫画家でもあるというマルチな画家さんで、一冊の雑誌の中で口絵も挿絵も、更には漫画コーナーまで担当するというマルチぶりでした。そんな、漫画も担当するようなゆるさも持ち合わせているからなんでしょうか、昭和初期の少女雑誌の口絵を見ても、ツンとした感じが少ない感じで、そこがツボでした。「マリみて」でいうと、高畠華宵が描くのは祥子さまなのに対して、松本かつぢが描くのは祐巳さんのようなそんな感じでした(余計に判らん例え方)


そんな弥生美術館でカワイイ成分を補給したあとは、東京大学の中を通り抜けて、本郷三丁目の駅へ。
そういえば、東大の中も色づいてましたね。
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地下鉄で新宿に出て、次に向かったのが文化学園服飾博物館。こちらは明治政府の制服(大典服)特集でした。
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最終日だったせいか、この博物館とは思えない混雑に驚きます。
それはともかく展示は、殿方の服もさることながら、お妃さま方のドレスが良いですわ。図録が売り切れてたのが残念でした。


そして最後が渋谷からバスで向かった山種美術館。こちらは小林古径奥村土牛の展覧会でした。
なんですけど、今日はその前にカワイイ絵とカワイイおよーふくを見ているせいか、どうも今ひとつ乗らなくて。あと、小林古径はそんなに得意な方ではない(全判的に平面すぎる気がするのよ)のもあって、結局土牛さんの醍醐と鳴門をグルグルと見ただけで終わってしまいました……。
ま、好きな山種とはいえ、こんなこともあるわよね、時には。


なんとも最後が締まりませんが、3連休の初日ですから翌日以降で帳尻を合わせればいいんじゃないかなぁと思う次第です。