大阪環状線改造プロジェクト

　大阪環状線は全19駅のうち13駅が他の鉄道路線と結節し、大阪の都市交通ネットワークの要となっています。近年は、梅田地区や阿倍野地区などの相次ぐ大型商業施設の開業など、沿線を取り巻く環境も大きく変化しています。
　弊社では、今年度から推進している中期経営計画2017において、「近畿エリアの価値を磨く」という事業戦略を掲げ、大都市圏である近畿エリアにおいて線区価値を向上し、都市の魅力を磨いていくことを宣言しました。その中でも、大阪環状線を新たな重点線区と位置づけ、概ね平成29年度末までに、安全性のさらなる向上はもとより、総合的なブラッシュアップを進めていきます。

「大阪環状線改造プロジェクト」スタート！：JR西日本

ということで、JR西日本からのクリスマスプレゼント、大阪環状線をよく使用プロジェクトです。
記載されている内容は、

1. 安全快適な駅づくり（駅美装・改良）
2. 駅構内及び高架下の開発・リニューアル
3. 車両新製
4. 地域や他交通事業者との連携

の4点。駅を綺麗にし、車両も新製しましょうというものです。

JR西日本の場合、主戦場がJR京都、神戸線なこともあって、大阪環状線のテコ入れは文字通り周回遅れになってしまったようですが、まあ仕方がないです。
これは勝手な想像ですが、城東線区間の耐震補強も、きっと合わせてやるんでしょうね。

それにしても、ニュースリリースのPDFを見ると……、ビエラ玉造の外観、なんで車両を新造するのに103系の外観にするんだろう……。