月猫ツーリスト

かわいいものを求めて西へ東へ右往左往の記録

2013年展覧会ベスト10

えっと、毎年恒例展覧会ベスト10でございます。

今年は5月頃までお仕事がバタバタしていて、あと、10月くらいから鉄道の趣味も復活させたいよねと思って美術館に行くことが若干少なくなっているのですが(自覚はしても他人からはそうは見えない程度の若干ね)、そんなことは考えずに年間で平準化してしまいますよ。

それでは発表してみましょう。
(参考)2012年2011年2010年2009年2008年

  1. 貴婦人と一角獣展(国立新美術館国立国際美術館)[感想(東京)(大阪]
    今年の第1位はこれにします。10年以上前に世界美術館紀行で見て以来、絶対いつかは見に行こうと思っていたら、先方の方から日本にやってきてくれたという感じで、去年から舞い上がっていたような。しかも展示空間も、このタペストリーをより良く見せることだけを考えたような空間で……。最初に7枚のタペストリーに囲まれた時は、空間自体が輝いているように思えました。
  2. 狩野山楽・山雪(京都国立博物館)[感想]
    2位といっても1位との差はごく僅かです。なんたって私、感想の中で「21世紀ナンバーワン」とまで言ってますから。狩野永徳の画風を最も受け継いだ狩野山楽を前座にしての真打山雪という感じでしたが、なるほど、山雪は京都のその後の奇想の画家につながるものを感じました。
  3. 円山応挙展(愛知県美術館)[感想(twilog)]
    円山応挙展の決定版ともいえる展覧会ながら、名古屋だけの開催だったので名古屋まで2往復しましたよ。大乗寺の襖絵の再現露出展示がすごかったのですが、何故かメモ帳には「楚蓮香かわええ」「ネコ可愛い」「わんころけ、かわゆす」とかそんな文字ばかり……
  4. 若冲が来てくれました(岩手県立美術館福島県立美術館)
    プライスさんが、震災復興支援として東北三県で開催した展覧会。展示されているものは2006〜2007年のプライスコレクション展で見たものが多かったですが、見に来ている方々の多さと、楽しそうな表情が良かった展覧会でした。
  5. 飛騨の円空(東京国立博物館)
    これはねぇ、東博が岐阜県飛騨の一つの寺を題材に展覧会をやるという時点で凄いよねと。そして、円空仏が見ていて飽きないのも素晴らしかったです。
  6. 皇室の名品 近代日本美術の粋(京都国立近代美術館)[感想]
    最近の展覧会からのランクインです。明治の工芸品の超絶技巧がこれでもかという感じで出てくるのに圧倒されます。そして、松園さんの「雪月花」はかわゆいですなぁ。
  7. 越境のドラマ(鉄道博物館)
    鉄道ネタを無理やりランクインさせた気もしますが……。碓氷峠上越トンネルという2つの峠越えに絞った展示が、判りやすくて。歴史系の展示も工夫すれば散漫にならないのだなと感じました。
  8. 明治のこころ モースが見た庶民のくらし(江戸東京博物館)
    これは、モースの収集癖の凄さに圧倒される展覧会でした。まだ封を開けてない海苔の缶とか、開けたらどうなっているのか興味があります。
  9. 奇跡のクラーク・コレクション(三菱一号館美術館、兵庫県立美術館)
    ルノワールの描く女の子が可愛かったの〜〜〜(って、それだけでベスト10に選考なのか?)
  10. もののあはれ」と日本の美(サントリー美術館)
    もののあはれ」という難解な概念に挑んだ展覧会。月とか、影とかいった、ちょっと薄暗いというか、ほの明るいものに惹かれるのは、大昔らか続く遺伝子のメモリーのようなものと実感しました。

実はベスト3は結構簡単に決まったのですが、その先は35位くらいまで団子レース状態でして。
その中でも、カワイイとか、鉄道とか、量に圧倒とか、何か主張する要素が強かったものが10位までに残ったという感じでね。だったらベスト3企画にするべきだったのかしら……(もう何年もベスト10なので、いまさら変え難いのよね)


そんな団子レースという、ベスト35の中に入った展覧会を地区別にあげておきますね。

東京

関東

東海

関西


ふぅ、これらも、多分選考する日が違ってたら、きっとベスト10に入っただろうなというのが幾つもありますわ……

おまけの追記

毎月恒例の、今月見た展覧会の12月編を、ここに載せておきますです。