月猫ツーリスト

かわいいものを求めて西へ東へ右往左往の記録

国立文化財機構の平成27年度年度計画

平成27年度独立行政法人国立文化財機構に係る年度計画というPDF文書が4月1日付で国立文化財機構のWebページに上がってました。
展示に関する内容を、ちょっと簡単に抜き出してみますね。

常設展

館名 陳列替数 陳列総件数 備考
東博 5500 7200 考古展示室は10月再開。法隆寺宝物館は5月下旬閉館、H28.3中旬再開
京博 700 1000 明治古都館改修に伴い、平成知新館で特別展も開催するための平常展展示計画を検討
奈博 180 600 なら仏像館の改修に伴い、彫刻の展示を西新館に移して実施
九博 600 700 交流文化展のリニューアルに着手する

各館とも改修工事やリニューアルがあるようで、今までと違う空間で展示される作品も多いかもしれません。
個人的には、九博がどのような手直しをしていくのか、イマイチ使い勝手の良くない展示室中央の大空間をどうするのか興味があります。

また、各館の特集展示も一部載ってましたので、書き写しておきます。

東博
美術のくにの象めぐり(0407-0517)
日御碕神社の甲冑と模写図(0407-0705)
平成27年 新指定国宝・重要文化財(0421-0510)
鳥獣戯画高山寺の近代(0428-0607)
聖母マリア系譜(0707-0830)
ミイラと古代エジプトの神々(0722-0913)
漢・唐時代の陶俑(0901-1223)
中国書画精華(0908-1129)
顔真卿と唐時代の書(1201-0131)
京博
葵祭の美術(0421-0531)
日本の仮面(0609-0720)
獅子と狛犬(0102-0221)
雛まつりと人形(0226-0410)
奈博
名匠三代-木内喜八・半古・省古の木工芸-(0602-0628)
おん祭と春日信仰の美術(1208-0117)
お水取り(0206-0314)
伊豆山神社の歴史と美術(0206-0314)
九博
柿右衛門―受け継がれる技と美―(-0510)
新羅王子がみた大宰府(0922-1129)
社寺縁起―八幡縁起を中心に―(0202-0313)

む、特集展示も面白そうなのが色々ありますな。しかも、東博についてはこれ以外の特集展示もあるそうなので、詳しくは公式サイトでチェック要です。

特別展

例年(?)のように、特別展のタイトルと目標来館者数を並べてみます。

館名 特別展名称 期間 目標来館者数
東博 コルカタ・インド博物館所蔵 インドの仏―仏教美術の源流 2015/03/17-05/17 6万人
東博 鳥獣戯画─京都高山寺の至宝─ 2015/04/28-06/07 18万人
東博 クレオパトラとエジプトの王妃展 2015/07/11-09/23 18万人
東博 ブルガリの宝飾展 2015/09/11-11/10 3.5万人
東博 始皇帝と大兵馬俑 2015/10/27-2016/02/21 23万人
京博 桃山時代の狩野派 永徳の後継者たち 2015/04/07-05/17 8万人
京博 第100回大蔵会記念 仏法東漸―仏教の典籍と美術― 2015/07/29-09/06 3.1万人
京博 琳派誕生400年記念 琳派 京(みやこ)を彩る 2015/10/10-11/23 12万人
奈博 まぼろしの久能寺経に出会う 平安古経展 2015/04/07-05/17 2.5万人
奈博 白鳳―花ひらく仏教美術 2015/07/18-09/23 5万人
奈博 第67回正倉院展 18万人
九博 戦国大名-九州の群雄とアジアの波涛- 2015/04/21-05/31 5万人
九博 大英博物館展 -100のモノが語る世界の歴史- 2015/07/14-09/06 7万人
九博 開館10周年記念特別展 美の国 日本 2015/10/18-11/29 15万人
九博 アフガニスタン美術展 2016/01-02 4万人

京博の鳥獣戯画が20万人だったのに、東博で18万人で済むとは思えないのですが……。
今年度の観客数予測は東博が例年よりも控えめですが、秋~冬の古代中国ネタの予測はあまり控えめでは無い感じで、もしかして春節に合わせて訪日する観光客を織り込んでるのかしら?


なお、特別展のラインナップを見ながら、8月10日が有効期限の「東博友の会」を更新すべきかちょっと悩んでて……。更新せずに、東博と奈良博のパスポート二刀流で充分な気がしてきてまして……。


その他

展示以外で目を引くところは、

この2点でしょうか。と言うか、記念貨幣、ねぇ……。500円玉なんでしょうけど、博物館関連で発行することがあるとは意外というかびっくりです。