月猫ツーリスト

かわいいものを求めて西へ東へ右往左往の記録

グエルチーノ展@国立西洋美術館

国立西洋美術館のグエルチーノ展を見てきました。
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この展覧会、当初はパスするつもりだったのですが、国立西洋美術館フェルメールの作品が寄託されたので、それを見るついでに寄ってみたのでした。
ちなみに見てきたのは3月22日とだいぶ前の話なので、ちょっと記憶が飛んでますが、作品の感想でも。

祈る聖カルロ・ボッロメーオと二人の天使
天使の羽が綺麗で飛べそうで。天使の顔の少年らしさが良い。
「プットー」「風景の中の白馬」「鴨撃ちのいる風景」
元フレスコ画。フレスコをカンバスに移すって、どうやるんだろ。フレスコ画なので相当素早く描いたはずなのに馬が写実的。
聖カルロ・ボッロメーオのいる聖カタリナの神秘の結婚
木目が見えるのは顔料が透明化したからだとか。その透明化もあって良い色です。
聖母子と雀
雀がリアル。後ろからの光の感じが、カラバッジョとかを連想させます。


一つ下の階の天井が高い展示室では、特に大きな、地表から天上まで描かれた絵が集まってました。

ロレートの聖母を礼拝するシエナの聖ベルナルディーノと聖フランチェスコ
天からの光を正しく。なので聖母子の像すら影の中です。
聖母と祝福を授ける幼児キリスト
窓からの光が効果的。あとマリア様が可愛いのが良いですな。
サモスの巫女
隣にあるグイド・レーニ「巫女」と対比しての展示でしたが、グイド・レーニがモデルなしで理想化して描いているのに対し、グエルチーノのほうは生身を感じます。


その後にそれ以降の作品が続くのですが、この辺りは背景をバックに聖人を描く構図がよく見る感じだなーと思ってしまって、何か普通だなという感想です。


という感じで何となく見てきましたが、1600年代まで来ると光の表現や人の表現が、それ以前よりも格段に進歩しているんだなというのを改めて感じる展覧会でした。