江戸時代の昔から、甲斐の国の猿橋は「日本三大奇橋」(錦帯橋、猿橋と、あと一つは様々)等と言われている有名なもので、歌川広重も浮世絵で描いたりしています。
そんな有名な橋ですが今まで行ったことがなく……。大月なんて高尾から1時間もかからない近場なんだから何時でも行けると思ってると何時までたっても行かないわけで。とりあえず向かってみたのです。
とりあえず高尾まで出て、そこから中央線です。知らないうちに中央線も211系が増えてきてますね。
高尾から40分で、猿橋駅に到着です。ここから猿橋までは15分位でしょうか。
歩いていると最初に目に入るのは中央自動車道の高架橋。実にかっこいいじゃないですか。
その高速道路の高架橋のところで下を見ると、これは谷が深いです。
そして猿橋に到着しました。
なるほど、この刳橋の組み方はかっこいいですな。
橋の上に立ってみます。この橋、横から眺めるものであって、立って見るものではないですな。
などと言いつつ、橋の中央から川のほうを見てみると……、まずは上流側。
続いて下流側。
高い高い高い高い高い!。
これだけの絶壁に橋を作れるわけがないと言われて奇橋に選ばれたのも納得です。
ちなみに下流側に見える構造物は、発電所に水を持っていくための導水路だとか。確かに地形図を見ると、猿橋駅の北西から地下水路が上野原駅の西辺りまで延々と伸びてますが、その線が確かにこの位置を通ってます。
ということで、一つ行ったことのない観光地に行くことが出来ましたわ。
猿橋は横から見て構造を確認し、橋の上に立って絶壁を体感する、1つで2つ美味しい橋でございました。