月猫ツーリスト雑記帳

かわいいものを求めて西へ東へ右往左往の記録

久しぶりの都内美術館巡検

4月と5月はコンサートを中心にスケジュールを組んでいたので、色々と東京以外のところに足を運びましたが実は都内で1日じゅう美術館めぐり、という日はなかった気が。
ですが今週来週とコンサートもないし遠くにも出かけない予定になりましたので、今日は都内の美術館めぐりということになりました。

で、一応今日のテーマは、鉄道とか地理に関係する展覧会を巡る、ということにして、まずは新橋に向かったのですが……。


最初に入ったのは、パナソニック汐留ミュージアムの「ルオーとフォーヴの陶磁器」。最初から鉄道も地理も関係ないですの(汗)。
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正直ルオーがそんなに得意でないのもあって、この展覧会はパスするつもりだったのですが、何しろすぐ隣まで来ておいて無視するのもなんですから。
ということで、やはりそんなに好き、という作品はないものの、マティスが描いたという陶器の壺が、単純な線で描かれているのが有りまして、いかにもマティスらしいと感じました。


そして、パナソニック汐留ミュージアムの隣にある旧新橋停車場鉄道歴史展示室へ。
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こっちが本来の目的地です。

ここでやっていたのは「野球と鉄道」。昔は鉄道会社がプロ野球をやっていたので、その頃の球場や鉄道による野球観客輸送に関する記録などが展示されてました。それにしても、甲子園への鉄道輸送って、もう終わっちゃったんですね。


3カ所目は東洋文庫ミュージアム。
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こちらは地図の展覧会で、世界の中心だった頃のオランダで作られた世界地図を中心とした展示でした。
これは写真も撮れたので、また別の駄文で紹介できればと思います。


で、4カ所目が、西武池袋線石神井公園駅から徒歩15分の石神井公園ふるさと文化館。ここでの展覧会は、練馬区を通る鉄道の話。
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昭和初期の写真とか資料とか見てると、今は狭くて全く機能していない駅前広場が、当時は必要十分な広さだったのが見て取れて、ちょっとびっくりでした。急速な都市化って、そんなところにも歪みが出るんですね。


最後の5カ所目は、東京オペラシティアートギャラリーでの高橋コレクション展。
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現代アートの展覧会ですが、比較的知っている作品が次から次へと……。しかも、メッセージ性の強すぎる作品ではない、穏やかなそうな作品が並びますので、とても見やすかったです。
これについても、また別の駄文で紹介しなくちゃと思うのです。図録も買っちゃいましたし。


という感じで、当初の「鉄道とか地理に関係する展覧会を巡る」という目標はどこへやら。目についたところに適当に行ってきた感じで、余り普段と変わりませんなぁ。それでも14000歩ほどは歩いてましたが……。