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月猫ツーリスト

かわいいものを求めて西へ東へ右往左往の記録

戦国大名展@九州国立博物館

九州国立博物館戦国大名展なるものがありましたので、最終日に見物してきました。
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この展覧会は、九博が時々企画する、地元九州に密着した展覧会で、戦国大名と言っても取り上げるのは九州の大名だけです。しかも、展示の方は最初の半分が大友宗麟でしたので、「大友宗麟と九州の大名〜九州から世界へ」みたいなタイトルが実質だったかと思います。

とはいえ、私はそんなに九州の大名に思い入れがないからなぁ……。ということで、いつものように気に入った作品だけ数点、紹介します。

籌海図編
明で作られた地図が4枚続きで展示されていました。その4枚中、1.3枚がが平戸〜五島列島。0.7枚が九州。残り2枚が本州という構成で。しかも平戸から九州はそれなりに輪郭線がはっきりしているのに対し、本州の部分は行基図の伝統で国ごとのお団子が積み上がって描かれてまして。この頃の海外の方の地理的興味の範囲が九州までだったのがよく判ります。
日本図、中国図
オランダやベルギーで作られた1600年頃の地図がありました。日本(中国四国九州の範囲)が割合正確に描かれているのに対し、中国大陸の方は朝鮮半島カリフォルニア半島状態(やたら細長い)だったり、大陸本土も奥行きがなくて丸かったりして。明や朝鮮が海禁政策をとっていたせいで、ヨーロッパの人にとっては日本よりもよく判らない場所になっていたということのようです。
花鳥蒔絵螺鈿
きたぞ南蛮漆器螺鈿の細かい細工は見ていて飽きないです。描かれているのは、秋草のようですね。
耳川合戦図屏風
承天閣美術館所蔵と言うことは、前に見ているはずとなるのですが、うーん(汗)。川を挟んだ攻防戦を描いていますが、人馬ともに凄い数なのが圧倒です。
雲谷等顔または雲谷等益「梅に鴉図襖」
木の表面が雪の中かと思う感じですが、雪は降ってないですよねぇ。あと、鴉も正面向きだとかわいいです。
婦女遊楽図屏風(松浦屏風)
ノーマークだったところに、突如これが。大和文華館の国宝松浦屏風ですよ。もちろん、松浦氏との関係で登場しているのですが、それとは無関係に色の鮮やかさや模様が凝っているさまに見とれてしまいます。


とまぁある意味予想通りですが、テーマとは全く違う部分でばかり盛り上がってますね、私。