6月25日、7月3日と2週続けて東京国立博物館に行きましたので、見た物を紹介しておきます。とは言っても、2日とも入館した時間が遅かったので東洋館と法隆寺には寄らずじまいなのですが……。
企画展:ほほえみの御仏
中宮寺の半跏思惟像と、韓国国宝の半跏思惟像。2体の仏像しかない展覧会。やはり白鳳期の仏像は可愛らしくて良いです。
特に中宮寺の半跏思惟像は、飛鳥で見ようとすると正面に座って、見上げる視線で見ることしか出来ませんが、この仏様は横顔が可愛いのですから(断言)、こうやって展覧会で見る方が魅力的だと思うのです。
一方韓国国宝の半跏思惟像は、ちょっと男性的な感じですが、こちらも可愛らしい。写真では中宮寺と同じくらいの大きさに見えますが、実際にはかなり小ぶり。法隆寺宝物館にある半跏思惟像より一回り大きい程度でしょうか?仏教伝来の頃に韓国からもたらされた仏像もこんな感じだったのかもしれないな、などと思いながら見てました。