国立科学博物館で、シーボルトに関する展示をしていたので、見てきました。
現在都内ではシーボルトに関する展示を江戸東京博物館と国立科学博物館で行われていますが、江戸東京は人文系、科博は自然科学という色分けです。
で、科博では、シーボルトが収集したり新種として報告した植物や動物を展示していました。
まずは植物。植物そのものをオランダに持って帰るわけにはいかなかったので、押し花や絵画にして持ち帰ったようです。
シーボルトといえばのオタクサ(紫陽花)。
テッポウユリ。
この百合がヨーロッパに紹介されると、花の大きさから盛んに栽培されるようになったとか。
動物は、シーボルトの収集した絵ではなく、科博の所蔵する剥製で展示しています。
シーボルトが紹介したので、日本での名前がそのまま学名になったシリーズ。
ノウサギ、可愛い
持ち帰った動物の記録は、このような本にして出版していました。
といった感じで、植物や動物に関するシーボルトの収集や功績が、判りやすくまとまった展覧会でした。
といいつつ、剥製のかわいらしさに、シーボルトそっちのけで愉しんでいたのですが……