月猫ツーリスト雑記帳

かわいいものを求めて西へ東へ右往左往の記録

夜の東博で見たもの

14日の夜に、東京国立博物館に行ってきました。

この日は野外シネマ上映会をやっているため、22時までの開館でした。結構人が入ってますね。

と言いながら、自分は映画は無視して空いている本館へ。
以下、見たもの撮影したものを適当に紹介します。


狩野派長恨歌図屏風。

動きを感じられる絵ではないですけど、細かく描きこまれてるなと。


俵屋宗雪の秋草図屏風

ススキも繊細やな


酒井抱一さんの夏秋草図屏風も、夜なら空いてますよ。

風の吹きすさぶ感じが良いのよ。


本阿弥光悦の蒔絵棚。扇に御所車に。

源氏物語に取材した絵と言われても、これは解説を見るまで気づかなかったな。


続いて東洋館に行って。国宝の瀟湘臥遊図巻。

始まりが印鑑だらけなのは中国らしい(とにかく蔵書印を押す伝統がありますので)

繊細な筆の動きが良いです。


インドの細密画もあります。


やはり空いているときの東博は、見ていて飽きませんやね。