月猫ツーリスト

かわいいものを求めて西へ東へ右往左往の記録

円山応挙@根津美術館と根津美術館の紅葉

根津美術館での円山応挙展を見てきました。

応挙の展覧会は以前、三井記念美術館でありましたし、愛知県美術館で大規模なのもやりましたし、なので、またやるんだ〜という気持ちもありますが、まぁ好物は見にいくよね……。と、なんかテンションが低めですが、根津美術館という展示スペースがそれほど広くない美術館にしては、ちゃんとツボを押さえた展示をしていた気がします。

展示は、1階の大きい方の部屋に、これぞ応挙、という作品を集めて、小さいほうの部屋では写実に焦点をあてた展示になってました。
そして更に2階〜2階で特別展の展示をすること自体が特別ですね〜では、相国寺承天閣美術館から借りてきた七難七福図を展示してました。
普段よりも展示スペースを増やして、他の館から沢山借りて、根津美術館としては相当に力を入れているのが判ります。


展示の一番のメインは、1つ目の部屋にある藤花図と雪松図の屏風の並びでしょうか。というか、よく雪松図屏風を三井記念美術館が長期レンタルしましたね。今回45日間も貸し出してしまうと、毎年正月に恒例にしていた三井記念美術館での雪松図屏風の展示は来年はパスでしょうね。
それはともかく、この2つの屏風は屏風の山折り谷折りを意識して描く物の配置を決めているので簡易3Dという趣きなのが共通しています。隣り合って並べているから、そのことがよく判りますね。
それにしても雪松図屏風の雪の色は良いですな。実際には地の紙の色なのですがそれを感じさせません。

あと個人的なおすすめは、2階に展示されている七難七福図。残念ながら展示スペースの関係で全体を見ることができないのですが(以前、承天閣美術館では全部を広げた展示をしたことがあります)、明確に七難のほうが筆に勢いがあるんですわ。もう応挙がノリノリで描いているのが見て取れて良いですよ。


ところで、この時期の根津美術館といえば、庭園の紅葉でしょう。ということで、庭園での写真も最後に何枚か紹介しておきます。





天気が曇りだったので、空を入れない接近写真ばかりになってしまったですわ……。