つーことで今日の午前中は京都国立博物館にいたわけです．目的は「仏像と写真」という特別陳列．仏像と，その仏像を写真家が撮影したポートレートを並べて展示する，ある意味一粒で二度美味しい企画．モノクロ写真が良い味を出していて，これは楽しめました．岡寺の菩薩半跏像を連れて帰りたくなったのは内緒です(をゐ)．
ま，ここまでは良かったんですけどねぇ……．他の展示については印象がないです．いや，個々のものは凄いものなんでしょうけど，照明，ディスプレイ，解説文がよろしくないので，ただ置いてあるだけに見えるんですわ．特に，個々の展示物についている解説の札にはその物のタイトルと作者名くらいしか書いてませんので，使用用途とかその物に込められた想いとかが伝わってこない，要するに置いてあるだけ，と感じてしまって……．東博や奈良博であるだけ解説を充実出来るのだから，同じ国立博物館として頑張って欲しいものです．
