本当は今日は駅からハイキングに行った話を書こうかと思っていたのですが,この展覧会がまもなく終了なのを思い出しまして,こちらを先に書くことにしました.
ということで21日の月曜ですが,出光美術館→三菱一号館→ブリヂストン美術館→大丸ミュージアムという順番に見ていった一番最後がこの展覧会.じゃぁ,その前の3カ所はどうなんだと言われそうですが,その辺は追々書くとして.
というわけで「イタリア美術とナポレオン」展.何でイタリアとナポレオンがくっつくのかと思ったら,コルシカ島の美術館のコレクションの展覧会ということです.コルシカ島は昔はイタリア領,ついでにその前にはカルタゴ領,というところなのでイタリア美術があるのは当然.んでナポレオンの出身地なのでナポレオンがあるのも当然,ということのようです.
今回の展覧会,メインになっているのはボッティチェッリの「聖少女と天使」.確かに他の作品とは輝きが違います.それにしても比較的空いている展覧会でしたので,眼球の先20cmのところに500年前のテンペラ画がある,しかもそれがボッティチェッリなんてそうそう出来る体験ではありません.おすすめです.
それと,エティエンヌ・パロセルの「キリストとサマリア女」.挑発するような女性の目が良いです.
えっと,ナポレオンには興味がないので,感想はイタリア美術に偏ってますが,空いてますのでじっくり見るのに良い展覧会ではないかと.デパートでやっているので20時まで(最終日の28日は17時まで)やっているのも良いです.