東京都美術館で開催されていたボルゲーゼ美術館展は今日で会期末となりましたが,ボルゲーゼ美術館展と併せて東京都美術館も今日で会期末,2年間のお休みに入りました.ええ昨今のはやりですが,耐震強度が足りないので耐震補強をするついでに古くなった施設のリニューアルをしてしまおうという計画です.
リニューアルの目玉はバリアフリー化ということで,噂ではエスカレーターが設置されるそうです.また,大型の展示物が置く場所が限られているので,その点も改善するそうです.本当に改築なのか,新築の間違いではないか?と疑いたくなるような改良のようです.
詳細(いや,概要か)はhttp://www.seikatubunka.metro.tokyo.jp/bunka/tobikaishu/tobikaishu20091221.htmlを確認していただくとして,確かに今の東京都美術館の企画展棟はバリアフリーからフリーというか,階段を上ったり降りた利が多いですし……特に,1階と2階の間の階段が非常階段みたいな感じだし……あと,建物の中央にお手洗いがあるのも美術館としてどうだろうというところもあり,回収の必要は高かったのでしょう.
とりあえず,エレベーターと水回りは端に寄せて,広い空間を確保した作りにすると,展示の自由度も上がりそうなので,そんな改修をするのでしょう.ということは,外壁以外は全部作り直すことになりそうですね.
さて,24年のリニューアルの時,どんな姿になっているか,楽しみに待ちましょう.