実は明日、事業仕分けを見るために会社を休むことにしていますので、今日は比較的行動に無理が利く日でした。何だけど、結局のところ、やっていることは何時もの土日と大差ないという……。これは一体何なんでしょうねぇ。
まず最初に昼過ぎから向かったのは新宿御苑。これで4週連続の訪問ということになります。10回入場すれば充分元が取れてしまう年間パスポートについて、本気で検討しないといけません。まぁ、年間パスポートを入手してしまうと通り抜けとかにも使ってしまいそうなのが怖いですが……
それにしても4週もたちますと桜のほうも終わりが見えてきた感じですが、29日の無料開放日にはまだ八重桜が少し残っているんじゃないかなーと思います。
新宿からは大江戸線で上野に向かって国立西洋美術館。ブラングィン展を見た後で平常展の中の水彩素描展へ。水彩素描展が良かったです。特にモロー、モロー、セガンティーニの3連続がいいです。水彩は良いですねぇ。出来れば展示の機会を増やして欲しいなぁ……まぁたいしょくの問題があるのは判ってますが。
で、図録というか冊子が販売されていたので、写真は撮らずに冊子を買った帰ってきました。帯に大原美術館の高階館長の言葉が載っていますが、帯だけだったのが誤算ではあります。
そうそう、本代のブラングィン展のほうですが、モノクロの作品が東博の所有というのが何とも……。いや、松方コレクションの変遷から理解できることですが、どっちみち東博が持っていてもイギリスの画家の素描を活用するとも思えないわけで……、やはり国立文化財機構と国立美術館を統合して収蔵品を整理していただいた方が良いのではないかと……(と、明日の事業仕分けに話を繋げてみる)
んで、西美の後は東博へ。こっちは5週連続くらいですかねぇ……。どうするか悩んだものの細川展に。細川元首相が登場するというので音声ガイドを借りてみました。声良いですね、元首相。
それにしても細川展は空いていました、というか、同じ会場でやっていた展覧会が、前回が等伯、前々回が皇室の名宝なので、比較するのが間違いかも?。展示品は前半は江戸時代までの細川家の持ち物、後半は明治時代以降に入手したものとなりますが、多分前半のほうが一般受けするのでは?。といいつつ後半もそれなりに人がいました。私ですか?、私は「黒き猫」がやっと見られて良かったでございます。
と、書いてみても普段の土日と全くやっていることが一緒ですなぁ……。