昨今の一番の悩みは、増え続ける紙をどのようにして削減するか、ということに尽きるのですが、特に美術展に行くたびに貰ってくるパンフレットや作品リストが増えて増えてしょうがないです。今まではクリアファイルに入れて保存してましたが、幅が2cmくらいあるクリアファイルが年に4冊ずつ増えていくのをみると、この先が心配で……。なので最近はスキャナで読み取ってPDFで保存するようにしています。画質を最高にして読み取っているのでA4両面が3MBくらいになってしまうこともありますが、1GBあれば1年は持ちますから大したことはありません。
ところが最近気づいたのですが、一生懸命スキャナで読み取っても、思ったほどクリアファイルが減っていない。計算してみると、年に2冊くらいはクリアファイルが増えるよう、つまり紙が半減しかしていないと。要するに、スキャナで読み取れないものが多かったのです。
ここで我が家のスキャナ環境について説明すると、使っているのはこれです。
FUJITSU ScanSnap S1500M FI-S1500M (Macモデル)
- 出版社/メーカー: 富士通
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A4サイズに対応したドキュメントスキャナです。これを使って読み取れないのは、つまりA4より大きい、A3やB4のパンフレットということになります。
最近の展覧会では、特に大規模な共催展の場合に、A3見開きのパンフレットを作ることが多いようです。またA3三つ折りというのも時々あって……これもA4のスキャナでは読み取りにくい。そんなのでスキャナでは読まずにファイリングの方に残ってしまうものが登場するわけです。
ということで、かくなる上はA3まで読み込めるスキャナを買うことにします。というか、買っちゃいました。ものは既に届いていますが、どんな機種を選んだかについては、また明日にでも書こうかと思います。
とりあえず、各美術館は余りパンフレットの形には凝らないで、A4の紙の制約の中で凝っていただけると、保存と管理も楽で良いのですが……