月猫ツーリスト雑記帳

かわいいものを求めて西へ東へ右往左往の記録

はやぶさを表敬訪問

小惑星探査機「はやぶさ」、正式には「MUSES-C」という名前の人工天体ですが、迷子になったり故障したりしながら7年掛けて地球に戻ってきたのは6月13日の事でした。
ちなみに帰ってきたときの第一声は

って、違うか(汗)。実際には帰ってきたのは先頭のカプセルの部分だけで、それ以外の所はデブリにならないように大気圏に突入させて燃やしてしまったのですが(ちなみに、突入時の動画がJAXAのデジタルアーカイブの中にあります)、残ったカプセルを丸の内で展示するというので、行ってきました。


いや、当初は行くつもりがなかったのですよ。以前に公開した相模原や筑波では数時間待ちの行列が出来たと聞いてましたから。ですが、どうもJAXAの情報によると、

思ったより空いているようで、整理券を貰って30分ほど丸善の中をうろついていたら見ることが出来るみたい……、ならばやせ我慢をせずに行ってみよう、ということになったわけです。
で、行って見ると、実際に整理券を渡されて……


13時20分に14時からの整理券であれば、待ち時間はほとんど無いと言っていいんじゃないでしょうか?。


さてそのカプセル、整理券のおかげでスムーズに見ることが出来ました。写真で見ると大きそうに見えましたが、実際には直径が40cmほどと言うことで、そんなに大きくはありません。なんだけど、40cmよりは大きく見えたのは今までで一番遠い所から戻ってきた、その偉業のせいかもしれません。

それからカプセルは、確かに大気圏突入の際の熱で表面は黒くなっていましたが、それ以外の所は金色や銀色に輝いていました。組み立てたのが7年以上前とは思えない輝きです。きっと宇宙にいる間に綺麗になったに違い有りません。となると、かけてあげたい言葉はこの一言でしょう。


「やあお帰り、きれいになって戻って来たね」