月猫ツーリスト雑記帳

かわいいものを求めて西へ東へ右往左往の記録

東博でミイラを見る

東京国立博物館の東洋館は目下のところ耐震補強工事の真っ盛りですが、工事で休館になる前は、2階に上がったところにある第3室の入口に、何時もエジプトのミイラが眠っていたような気がします。いや、東京国立博物館ニュースのバックナンバーを確認すると常時展示だったわけではないようですが、何故か印象はそうなっています。


そんな東博の名物展示、エジプトのミイラが久しぶりに展示されると聞いて、見に行ってみました。


今回の特別展示では古代エジプト美術館(なんてのが東京にあったのね)など他の美術館から借りてきたものもありましたが、写真撮影は禁止ですので以下、東博の収蔵品から。こちらは、死後の世界に向かって三途の川(違います)を渡る船の模型。整った形をしています。


さて、エジプトのミイラさん、左がミイラさんを包んでいた布だそうです。良く残ってます。それと、2枚目はミイラのX線写真。ガラス面に直接貼り付けてあるのは展示室の土地の問題でしょうかね。


そして、ミイラさん。しかし彼も、まさか死んでから3000年ほどたった後に、縁もゆかりもない東の彼方の国まで連れてこられるとは思ってなかったでしょうね……。


ところで今回の特別展示ですが、A4カラー4ページのパンフレットが有りました。こういうところに気合いを入れていただけるのは嬉しいのですが、採算面が心配になるのは、きっと余計なお世話というものだと思います。


最後におまけで、夏らしい東博の一風景。百日紅表慶館。絵になる組み合わせだわ。