月猫ツーリスト雑記帳

かわいいものを求めて西へ東へ右往左往の記録

鎌倉横浜落穂拾い

今日は横浜や鎌倉方面の展覧会を、一気に消化してきました。
横浜方面の展覧会は1月にも消化してきたつもりでしたが、その直後から、行った方が良さそうな展覧会が幾つか出てきて、しかもそれらの多くが2月13日までの開催期間。ということで、今日行くことに決めたのは、ある意味追い詰められた結果ともいえます。


などと言いながら、出発するのが12時前後からというのはいつも通りです。小岩から鎌倉って、総武快速横須賀線で乗り換えなしで行けますけど、80分くらいかかるんですよね……。

鎌倉国宝館「肉筆浮世絵の美−氏家浮世絵コレクション−」

ということで、最初に訪れたのは鎌倉。混雑する小町通り若宮大路を鎌倉国宝館に向かいます。この美術館にしては珍しい気もする浮世絵の展覧会。版画ではなく肉筆浮世絵なので、見たことのない作品が多いのが嬉しい。
北斎の描く鷹。リアルというか気高さ神々しさが感じられて素晴らしいです。この一枚を見ることができて、来た甲斐がありました。

神奈川県立金沢文庫「運慶〜中世密教鎌倉幕府〜」

鎌倉をあとにして、次は金沢文庫へ。本当は鎌倉から金沢八景まで行くバスに乗りたかったのですが40分待ちだったので断念して、逗子まで一旦南下してから京急で北上というルートです。
この運慶展、運慶の作品が集合することは滅多にないことですので混雑が予想されていましたが、ご丁寧に今日の日曜美術館で紹介された門だから大混雑。見るのも大変でした。単眼鏡を持ってきていたので、遠くから拡大して見ることが出来たので何とかなりましたが……。それにしても、彩色された帝釈天様が格好良かったです。

神奈川県立歴史博物館「発掘された武家の古都鎌倉」

金沢文庫から、横浜駅経由で次に向かったのは、みなとみらい線馬車道駅前にある、神奈川県立歴史博物館。鎌倉の考古を見ます。正直のところ、考古は古代に限りますねぇ。鎌倉時代の遺跡を見ていても、お皿が割れているだけとしか思えなかったりして……。

そごう美術館「追悼 人間国宝 三代徳田八十吉展〜煌めく色彩の世界〜」

そして、再度横浜駅に戻って、東口のそごう美術館。馬車道に行く前に横浜駅を通過したのに、なんで馬車道を優先したのかといえば、そごう美術館は20時まで開いているから。何とも単純な理由です。

展示されているのは、七色に輝く壺や器たち。深い青からエメラルドグリーン、そして黄色へと変化していく様に、何とも引き込まれそうです。系統は違いますが、ルーシー・リー展での、ピンクの器を思い出したりして。


という感じで4箇所、一気に巡りました。これで暫く、横浜方面には向かわないでも済む、かしら?。


今日のおまけ:鎌倉で咲いていた梅の写真です。季節はちゃんと進んでいるのに、まだ寒いですよねぇ。
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