基本的に東京での雪は2月に降ります。これは、冬型の気圧配置では北西からの季節風が関東地方に入るとき、降雪とフェーン現象によって湿度を失うため、関東地方では空気が乾燥してしまうのに対し、2月になると冬型が持続しなくなって、移動性の高気圧や低気圧が太平洋岸の南を通過するようになり、天候が不順となるためです。天候が不順となるタイミングで、旨い具合に寒気が南下すると、関東地方でも降雪となるわけです。
そんな雪ですが、予想では3連休にあると思っていたのですが、この時は気温が思ったほど低下せずに、雪は降ったものの積もることはありませんでした。このときは、降水量が少なかったのと、地表面の温度が高くて1℃を越えていたため、雪が地表についた途端に溶けてしまっていたのでした。
そして今日。今日は雨の勢いが強かった上に、丁寧に寒気を含んだ北風も吹いたために、みるみる温度が低下。地表温度が1℃を下回って雪になって積雪という状況になったようです。基本的に、地表温度が1度以下、というのが積雪の目安の温度です。
さて、雪になると、どうも関東地方の人間ははしゃいでしまいまして……。夜なのに雪が積もったといっては写真を撮って遊んでおります。
こうやってみると、積もったといっても1cmも無い程度ですが、明日は間違いなく路面凍結でしょうねぇ……。早めに家を出るつもりで、今日は早めに寝たいと思います。