最近は美術館がスマートフォン用のアプリを出すことも多くなりました。気づくと手元の端末にダウンロードしていますが、ちょっと眺めてみただけでも
と、そうそうたるラインナップで出ているようです。
ただ、これらのアプリはほとんどがiPhoneへの対応となっていて、Androidには対応していません。ま、私は両方とも持っているから良いのですが、普通はどちらかしか持っていないわけで……、docomoやauだと美術館アプリに触れることができないというのは残念だと思う次第です。
そんな中、先日出た根津美術館は、アプリをWebアプリで作るという方法で、iPhone、Andoroid、携帯電話に対応してしまいました。なお、iPhneとAndroidはランチャ代わりのアプリもつくっていて、特にiPhoneは美術品カレンダーとして使える感じ。電源ボタンとホームボタンを同時に押すと画面のハードコピーが撮れますので、そのままホーム画面に登録してカレンダーとして実用的に使うのがよいかもしれません。
で、ランチャじゃないWebアプリの方は、こっそりとPC上でも動作します。注意事項は、
- 一覧のスクロールはドラッグで行う
- [Ctrl]キーは縮小、[Shift]キーは拡大になる
- 絵画作品のスクロールは、矢印キーでやると動かしやすい
- 時々、うまく動かないことがある(たぶん、JavaスクリプトがPC上の操作を考慮していないからだと)
というところですが、PCの大画面で見る燕子花図屏風は素晴らしいものがあります。
それはともかく、今後はiPhoneとAndroidの両方に対応する必要から、Webアプリでの対応が増えるような気がしてきました。