昨日は奈良で正倉院展などを見たあとに、浜松で谷山浩子さんのコンサートに行ってきました。
いえね、谷山さんのソロライブツアー、初日の京都に行ったきり、神戸福島仙台松山高松とパスをしてしまったので、そろそろ行っておくべきだなと思いまして……。いや、適当な遠征理由であります。
浜松でのソロライブツアーは結構恒例で、2daysなんて年もあったので今回が7回目。毎回会場はライブハウスの「窓枠」。ただ窓枠は2年くらい前に広いところに移転して、以前よりも少しだけ浜松駅から遠くなりました。ちなみに、以前の場所は借り手募集中になってました。
で、新しい窓枠は今回初めて入ったのですが、確かに面積は広くなったようですが、狭い感じは以前のままで……、要するに雰囲気は変わらないなぁと。変わったといえば、2階席ができたことかしら。ということで、喜んで2階席のほうへ。2階席は1列しかないので人の頭に邪魔されずに心置きなく浩子さんを見ることができますし、何よりも、メモなどをとっていても他の人の迷惑になりにくいですので。
と、何か良く判らなくなってきましたが、とりあえずセットリストです。
01. 花時計
(天竜川の「天」で2曲)
02. テングサの歌
03. てんぷら☆さんらいず(天竜川の「竜」と「川」)
04. 竜
05. 河のほとりに(リクエストコーナー)
06. ごめんね
07. 森へおいで(Memoriesバージョン)
08. 王国
09. おはようございますの帽子屋さん(これより第2部)
10. カントリーガール(シングルバージョン)(ニューアルバムより)
11. 夢みる力
12. NANUK(浜松と言えば夜のお菓子、なので夜のシリーズ)
13. 夜のブランコ
14. 夜の一品
15. 真夜中の太陽(お別れの曲は,はやぶさの曲)
16. 僕は帰る、きっと帰る(お礼の曲は、古くも新しくもない曲から)
EN1.まっくら森の歌(お礼のお礼の曲は短めに)
EN2.偉大なる作曲家
この日の浩子さんは、先週の松山高松に引き続き風邪気味だったようで、若干高音が出にくい感じ。といっても、普段の声を知っているから判る程度の、その程度の違いです。といいつつ、NANUKでのどの調子がおかしくなって演奏中断とかありましたし、大変そうでした。
今回のコンサートで驚いたのは、リクエスト曲ですみません、「王国」。今までと比較して、格段に間奏の再現度が上がってます。ピアノ一本なのにベースの音も再現してしまいかねない音に乾杯です。なんかね、回を追うごとに浩子さんのピアノに凄みが増しているような気がするんですね。最初の頃はデモテープに入れた伴奏に近いような曲も多かったのに、最近はCDの音を完璧に再現してしまってます。
あと、「夜の一品」の「私」は中華のイメージでタマネギ、という設定だったそうで。そうだったの?。なお、今回からネギになりました。ユリネと魚に合うのはタマネギじゃなくてネギだろうと……。
という感じでソロライブ。毎回どんな曲が出てくる変わらない楽しみと、それなのに安定している演奏と歌を楽しむことが出来て、お得なコンサートだと思います。
次に伺うのは19日の福岡。これまたどんなコンサートになるか想像も付きませんが、楽しみなのです。