月猫ツーリスト雑記帳

かわいいものを求めて西へ東へ右往左往の記録

本日の都内展覧会巡検

先週までの、6週連続コンサートも終わりまして、今週はフリー!*1。ということで毎度の展覧会巡りですが、夜に渋谷でTakさんの出版記念パーティに参加するので、そんなに遠くには行けません。
ということで、今日は港区あたりを中心に回ろうと思ったのでした。


最初に行こうとしたのは国立新美術館文化庁メディア芸術祭。ですが、御茶ノ水駅で降りて千代田線の駅に向かう途中で、そういえば明治大学でなんかやってたなと思い出しまして、明治大学美術館まで歩いて向かったのでした。

ということで、最初は明治大学博物館の「人類史への挑戦」。名古屋の南山大学のコレクション展示でした。日本の縄文弥生の考古と、タイや南洋の民俗資料。民俗資料は見ていて楽しいです。タイ北部民族の金属の装飾具を見るにつけ、何で日本は装身具が発達しなかったんだろうと思ったり(長年の疑問かも)。


明治大学まで来てしまうと千代田線に戻るのは面倒なので、神保町駅まで坂を下って半蔵門線で渋谷に出て、バスに乗り換えて山種美術館へ。ここはどんな展覧会をやっても基本的に「当たり」なので、平均して月に1度は来ていると思います。

今回やっていたのは「和のよそおい」。和服だと割引があるのもあって、和服の方が多数でした。かく言う私は、みゅーぽんで入場料とカフェ椿、合計で300円引きでしたが。 展示は、松園が後半に18作品と松園推し。松園さんは大正期の作品が私は好みです。
(山種続き)松園以外だと、菱田春草が女の子を描いているのに驚いたり、映丘「斎宮の女御」の十二単が濃淡が素敵だったり。 森村宣永の「夕顔」は夏の湿気が伝わってくるようで好ましかったです。


山種美術館の次は、今度こそ国立新美術館に行くぞと、日比谷線で六本木へ。で、国立新美術館文化庁メディア芸術祭に行ってみると……なんと行列が。諦めてそのまま乃木坂駅に抜けてしまいました……。要するに、国立新美術館はただの通路になってしまったわけで……。


で、メディア芸術祭は諦めて、千代田線で日比谷駅に出て、有楽町朝日ギャラリーの東日本震災報道写真展へ。大地震に関するものを見ずに通過することはできませんので、この機会に行くことにしました。
こうやって一度に見ると思うこともあるのだけど、それぞれの写真を覚えているかというと見てない気がするものも多いわけで……。そういう意味で報道機関がちゃんと情報を伝えきれてないとも感じるわけで……。


と、ここで18時過ぎ。展覧会は終わりにして渋谷の会場に向かったのでした。
とりあえず今日の3箇所だと、山種が一番でしたかね。山種はハズレがなくて、ほんとうに助かりますわ。はい。

*1:いや、コンサートもフリーじゃないと行けないでしょ?