気がついたら今年も後半戦に入っているじゃないですか、ということで、1月から6月までの半年間で特に印象の深かった展覧会を10、挙げてみます。
なお、順番は順位ではなく、行った順です。ちょっとね、順番をつけるにはまだ時期が早い気がして。順位付けは年末にとっておきましょう。
- 北京故宮博物院200選(東京国立博物館)
正月から3時間待ちとか話題に事欠かなかった展覧会。巻物をノーカットで見るのは楽しいやね。 - 殿様も犬も旅した 広重・東海道五拾三次(サントリー美術館)
江戸から京都まで各宿場の絵を順番に見ていると本当に旅をしている気持ちになります。というか、サントリーってこんなに広い会場でしたっけ? - ザ・ベスト・オブ・山種コレクション(山種美術館)
正直、山種美術館は蔵の奥行きが知りたいです。ベストコレクションなのに見たことのない作品もチラホラと - 古代エジプト 青の秘宝ファイアンス(横浜ユーラシア文化館)
硝子ともホーローとも違う青色は神秘的な色でした。 - 横浜にチンチン電車が走った時代〜まちの主役!路面電車(横浜都市発展記念館)
これは本当に学芸員さんが好きで企画したなと判る展示。何枚も並んだ路線図が楽しかった - ボストン美術館 日本美術の至宝(東京国立博物館)
平安時代の仏画から蕭白まで見所が多すぎて目移り - 洛中洛外図屏風に描かれた世界(林原美術館)
展示もさることながら、時間配分が無茶苦茶なギャラリートークの印象が強いです - 蕭白ショック!!曾我蕭白京の画家たち(千葉市美術館、三重県立美術館)
千葉は順路を曲がって蕭白を目にした瞬間に、三重はガラス無しの露出展示に、共にショック!!でした - 魔術/美術−幻視の技術と内なる異界(愛知県美術館)
館長によるTwitterでの宣伝、デザインを凝らしたパンフレットやチケット、文字が沢山で読み応えのある図録と、遊び心と真剣勝負が絡みあった良い展覧会でした。 - 大エルミタージュ美術館展−世紀の顔・西洋絵画の400年(国立新美術館)
ルネサンス絵画!ロココ!ルノ!ドニ!マティス!。いや、好きな絵が多すぎて大変でしたわ。
おや、大阪の展覧会が全くランクインしませんでしたね。私は毎月関西に行っているのに、何を見てきたんだろう……