サントリー美術館で9月2日まで開かれていた「おもしろびじゅつワンダーランド」展に会期末間近の9月1日に駆け込みで見てきたのでした。
今回の展覧会はサントリー美術館には珍しい体感型。展示する点数を少なくして、代わりに体感できるコーナーを増やしてました。正直ワークショップとか苦手なんですけど、大丈夫なんでしょうか、私……。
模様のプラネタリウム
最初のコーナーでは天井に綺麗な草花図の文様が映しだされてます。動きもあって、かなりこったものでした。
じつはこの天井は蒔絵手箱の蓋の裏側という想定。その蒔絵手箱がこちら。
蓋は閉めずに裏面を見せておいたほうが、天井と同じ絵柄だって気づいてもらえたのではないかと思ったりして。
すすき林のアプローチ
展示されているのは武蔵図屏風
ですが、実際の展示風景はというと、
すすき生い茂る武蔵野の台地なのでした。
これは、作品が3Dになった感じがわかり易かったと思います。
和ガラスの藍色ドーム
サントリー自慢の薩摩切子たちが1列に並んでますが、照明の強弱で見え方が変わってくるのです。
純粋に、綺麗だよね
で、綺麗さにテンションが上がって、写真を撮りまくってたコーナーでした。
京都街中タッチパネル
洛中洛外図屏風をタッチパネルで拡大してみてみようというコーナーです。
こんなふうに解説も出てわかりやすいです。ちなみに手タレは月猫夕霧さん(汗)
三十三間堂にはちゃんと矢があるところが楽しいわ
マルの中のクール・デザイン「鍋島」
このコーナーでは、タッチパネルを操作して、自分で鍋島のデザインができてしまいます。
で、完成した作品はこんな感じで展示されていくのです。
ちなみに月猫さんが作ったのはこんな感じ
正直、面白みに欠けますな。
ということで、冒頭の心配は何処へやら、結構楽しんでしまったような。
もうこの際ですから、毎年恒例の夏の企画にしませんか?、おもしろびじゅつワンダーランド。