月猫ツーリスト雑記帳

かわいいものを求めて西へ東へ右往左往の記録

デルヴォー展@埼玉県立近代美術館

埼玉県立近代美術館でデルヴォー展を見てきました。

この展覧会、去年の夏に府中市美術館で「夢にデルヴォー」の衝撃タイトルで美術クラスタを震撼させたものですが、そのときには行けなかったので今回、北浦和まで来た次第です。ま、歩く距離が短い分、府中よりも北浦和の方が近く感じるわけですけど……。


とりあえず、展示の方は時代順に。
初期の方の作品は見るからにベルギー印象派だったのが意外で。そういえば児島虎次郎がベルギーに言ってたのも1910年ごろだから時代が近いのだなぁと妙に感心したりしました*1

そのあとは、絵のモチーフになったアイテム(ランプとか、列車とか)を合わせて見ながら、作品を見ていきます。
デルヴォーさんはシュルレアリスムに分類されることが多いものの、その作品は抽象に走ってないので見やすいのかな、と思ったり。

あと、デルヴォーさんの描く女性の服は、ひだひだが綺麗だなぁとそんなことも気づいたり……(何を見てるんだ、何を)。


いやそれにしても、あまり得意でないはずのシュルレアリスム方面でも、じっくり見ると発見があるもんだなと。


おまけ


カプセルと桜って妙な取り合わせですが、これが見られるのが埼玉の面白さかと

*1:ここで児島虎次郎が出てくるのが岡山県民の悲しい性だと思いねぇ