[追記]実際に見ての感想は、2013年12月17日の駄文に記載しています。
本日ですが宮内庁より、年末に「皇室の名品」展を開催する旨、ニュースリリースが有りました。
特別展「皇室の名品-近代日本美術の粋」の開催について - 宮内庁
会場は京都国立近代美術館、会期は2013年11月9日〜2014年1月13日ということで、巡回は予定されてません。
この展覧会があることは国立美術館の年間計画などで気づいてましたが、詳細が出てきたのは今回が初めてと思います。ということでニュースリリースを眺めてみましょう。
最初に気づくのが、この展覧会が「近代日本美術の粋」という副題が付いていて、展示される作品は明治以降のものということ。なので若冲さんとかは今回はいません(笑)。ま、会場が近代美術館ですから明治以降のものなのかもと思ったりしますが、その分、超絶技巧の作品を堪能できるのではないかと期待です。
そして、会期が前期と後期の1ヶ月ずつにわかれている点も注目です。
これねぇ、出品される点数が180点ということを考えると、前期と後期で総入れ替えということもあるかもしれませんです。
それから、ニュースリリースの後半には出展作の写真が掲載されていますが、この中でも注目は、
- 川島甚兵衞「綴錦百花百鳥之図」
この超巨大西陣織タペストリーは本当にすごいです - 並河靖之「黒地四季花鳥図花瓶」
桜の色がとんでもなかった記憶が - 上村松園「雪月花」
実は松園さんの作品でこれが一番好きです - 川合玉堂「悠紀地方風俗歌屏風」
先日の山種美術館での川合玉堂展では小下絵が出展されていましたが、今回は本物です
といったあたり。2009年に東京国立博物館で開かれた皇室の名宝展以来に逢う作品もあって、なんとも楽しみです。
ということで、今年の年末は京都に行くぞ〜。