今日は天気予報を見ると雪という話、しかも予想天気図などを見ると、時間が遅くなるほど低気圧が発達して雪だけでなく風も強くなりそうという傾向が見て取れました。
これは金曜日の朝に気象庁から出ていた、土曜21時の予想天気図ですが、関東南岸で低気圧が発達しているのが見て取れます。
なお、実際には、992hpaを通りすぎて、18時の時点で990hpaまで発達してましたが……
なので今日は基本戦略としては、15時には家に戻って巣篭もりする前提で活動することにしまして、しかも、雪の中を歩くのは面倒なので、なるべく駅から近いところに行きましょうということにしました。
そんなわけで、東京都知事選挙の期日前投票を済ませた上で、まず最初に行ったのは国立西洋美術館。上野駅から近いので、このくらいの距離なら歩く気持ちになります。
西洋美術館に行こうと思ったのは、現在開催中のモネ展が混んでいるという話ばかり聞くので、雪の日ならすこしは空いているだろうという思惑だったのでしたが、その思惑どおり、どの絵にも2〜3人くらいの適正な混雑で見やすかったです。
このモネ展、国立西洋美術館とポーラ美術館の収蔵品だけで展示を構成している上にモネだけだと飽きるかなと思っていたのですが、他の人も比較対象として出ていて、思ったほど飽きずに済みました。というか、ちゃんとテンションが上がったのは印象派というよりも風景画が好きだからかも……。
予想外に、メモが多くなっているので、感想は別途書きたいところです。
モネ展のあとに常設展も見ましたが、本館は閉鎖中で。なんかコルビュジエ展をやっていた8月からずっと、本館でオールドマターを展示していないというのも妙だなと思うわけで。
ちなみに中庭も、それなりに積もってます。
で、モネ展も見終わって外に出たら、雪で背中が寒くて猫背になっている方が……
さて、西洋美術館の次は東京国立博物館に向かおうとするのですが、風が強くなり始めてて断念しそうになります。
それでも、鉄道があると撮影してしまうわけで……。
そして、何で上野公園に大雪原が登場するわけで……
そんなわけで、東京国立博物館です……
ひとまず、とりあえずは平成館の人間国宝展を見ておきます。
人間国宝展は、前半は重要文化財や国宝になっている昔の作品と人間国宝が作った現代の作品を並べてという展示でした。
確かにこういう展示にすると、なんでこれが人間国宝なのかという点は判りやすいかなと思います。けど、どうしても過去の作品が醸し出す用の美の様なものと対比すると現代の作品は芸術のための作品という感じに見えて、気がつくと古代の作品のほうに惹かれてしまいます。あと、古色は重要だなとも思うわけで。
で、後半のほうは、人間国宝の作る現代的な色合いなども取り入れた作品が登場します。こちらの方は昔と比較するわけにも行きませんので、見ていて素直にすごいと思えましたです。
そして本館に戻って。こんな雪の日に工事のために平成館と本館の連絡通路が使えないのが痛いです。
本館の方は、浮世絵のコーナーに雪をテーマにしたものが展示されていて、今日の感じに合いますね
と、こんな感じで上野を後にしたのが13時前。で秋葉原に寄ったものの、寄った目的であるところの、ゆかりんのアドトレーラーは運行中止と判明して……。諦めて帰宅したのでした。
ということで、家に着いたのは14時過ぎ。あとはひたすら昼寝とか昼寝とか……。雪が降ると外の音が静かになるので、寝るのに最適ですね……。