月猫ツーリスト雑記帳

かわいいものを求めて西へ東へ右往左往の記録

上野の展覧会で己の業を見つめる(?)

6月7日に上野で見た展覧会について、簡単に感想を記載しておきます。
と言っても、どちらの展覧会もそんなにツボには入らなかったのですが、それは置いておいて……。


と、そんな美術館に行く前におひるごはん@上野駅です
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非日常からの呼び声~平野啓一郎が選ぶ西洋美術の名品@国立西洋美術館

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国立西洋美術館の地下で、西美の収蔵品を用いた企画展が2つ、開かれてました。そのうち「ジャック・カロ リアリズムと奇想の劇場」のほうはヨーロッパの銅版画で、これは細かくて苦手なんだわ……ということであまりきちんとは見ませんで、もう一方の「非日常からの呼び声~平野啓一郎が選ぶ西洋美術の名品」へ。

この展覧会は、平野啓一郎さんが個人的な視点で国立西洋美術館所蔵の作品の中から選び、章立てと配置を決めたというものです。ですがまぁ、そんな文脈は無視して、西美のいつもの作品がちょっと違う場所に違う順番で並んでいるだけという感覚で見る私です。
いやだって、他の人の視点とか興味ないし(をぃ)
個人的には、モローの水彩画を久しぶりに見られたのが良かったです。
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バルテュス展@東京都美術館

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次に来たのは東京都美術館バルテュス展。この展覧会、正直パンフレットを見ても好みの絵じゃないしな〜という感じでしたが、少女趣味の文脈を聞いたので行ってみようかと思ったという……。我ながら業が深いです。

で、行ってみるとやはり自分の好みには引っかかってこないわけで。
結局のところ、私が好きなのは少女というより少女のアイコン(可愛さ、ロリータ服、ぬいぐるみ、片想い、初恋etc)なんだよなぁなんてことに気づいたり……って、そんなことまで書かなくてもいいんじゃないカナ?いいんじゃないカナ?(汗)。


という感じで、2箇所の展覧会を見たものの、なんかよく判らなかったな、で終わってしまいました……。
もうちょっと、現代の芸術家に対する感性を磨かないとダメですね、これは。