8月の最初の週末に、関西方面の美術館めぐりに出かけていました。
正直なところ関西の展覧会で見たいものは、ほとんどが9月まで会期があるものだったので、あわてて行く必要もないかなと思ってました。ですが、この展覧会だけは8月17日までしかやってないというもんですから……
というわけで、神戸市立博物館お得意の、南蛮美術の展覧会です。
南蛮美術と言えば、以前にサントリー美術館と神戸市立博物館で開催された「南蛮美術の光と影」展を思い出しますが、今回の展示物も、基本的にその時に見たものです。
ですが、その時とは違って、今回はコレクション展の位置づけなので、写真を撮ることが出来るのが良い所です*1。
スマートフォンでの撮影ですので荒いですが、2点ばかり紹介しておきます。
池長コレクションと言えばこれでしょうという感じの「泰西王侯騎馬図扉風」。描かれている絵も豪華なんだけど、どうしても「IQENAGA」と書かれた周囲の金具のほうに目が行きますよね。それだけ池長さんが愛情を注いだということなので、邪険にしてはいけませんです。
狩野内膳の南蛮屏風。左隻と右隻を分けて撮影すればよかったなというのと、拡大するとiPhoneじゃ画質的に物足りなすぎるわというのが。これは右のほうに、虎とか色々な動物が輸入されている光景が見てて楽しいと思うのです。
あーいかん、やっぱりカメラはちゃんと取りに戻るべきでした(汗)。またの機会にちゃんと撮影しましょうそうしましょう。
ところで神戸市立博物館では、この展覧会と同時開催で「ギヤマン展」という近代ヨーロッパのガラス工芸の展示もやってましたが、こちらはもう一回見に行くので、その時にでも感想を書こうと思います。
いやね、8月23日から9月15日まで地図の展覧会がありましてね、それを見るついでにギヤマン展も見直す予定なんですよ……。
神戸市博物館、なんか私好みの展覧会ばかり企画して来るのは一体……。